コロナの感染状況がどんどん改善方向に向かっているライプツィヒ。来週から規制措置がさらに緩和の可能性も!
ドイツはこのところ季節外れの天気で、気温は低く雨の多いじめじめした毎日が続いています。
湿度の多い時期はウイルス感染には好条件になるそうですが、このところコロナウイルス感染状況は、ずっといい方向に向かっています。
最初はノロノロしていたワクチン接種も、かなり加速されているのも要因なのかもしれません。
直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が100以上だったドイツですが、現在のところドイツ全土で39.8となりました。
また、ドイツ全国でもワースト2の州だったザクセン州も、この値が42.7となっています。
さらに、ライプツィヒは今日まで4日連続で50以下となり、今日は24.1に。
明日も50以下となれば、5日連続という条件を満たし、来週月曜日から規制措置のさらなるステップに移れる可能性が大きくなってきました。
次の緩和ステップになると、以下のようになります。
・ 現在は人数を分けて行われている学校の授業や保育所の通常運営が可能となります。
・ これまでの接触制限である二家庭で最大5人までが、所帯数に関係なく10人までOKになります。
・ 飲食店は外だけでなく室内での営業も可能になります(要予約で、複数の家庭が同じテーブルにつく場合は、当日のコロナテスト陰性証明が必要)。
ワクチン接種のほうも、ザクセン州は住民の20%が接種済みのようで、かなり加速してきました。
目下のところ、一般の国民では60歳以上の人が予防接種センターでの予約を取ることが可能となっていますが、6月7日からは年齢制限がなくなり、60歳以下の国民も予約可能となります。
予防接種センターと平行して、かかりつけ医での接種も行われていますが、こちらは、ザクセン州ではすでに今週から年齢制限がなくなり、ほかの州でも6月7日からは同様になります。
この調子でなんとかはやく収束しますよう、願っています。
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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