8月1日からドイツ入国の際には、新たな規制に!

公開日 : 2021年08月02日
最終更新 :

これまでドイツへ入国する際には、空路による入国の場合のみ、「陰性証明書」などの提示が義務付けられていましたが、2021年8月1日からは、陸路、海路、空路のいずれの場合の入国においても、12歳以上の人は原則として、陰性証明書、ワクチン接種証明書、回復証明書のいずれかを提示することが義務となりました。

この場合に有効となる陰性証明は、以下のものになります。

抗原検査:ドイツ入国前48時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明書 PCR検査:ドイツ入国前72時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明書

また、「リスク地域」については今後、

 A.  「変異株のウイルスが蔓延している危険地域」

 B. 「感染の発生率が特に高い危険地域」

のふたつのカテゴリーに分類されることになりました。

それぞれの危険地域からドイツ入国の際の新たな規制は以下の通りになります。

A.「変異株のウイルスが蔓延している危険地域」から入国の場合

ワクチン接種証明書又は快復証明書の有無にかかわらず、陰性証明書の提示及び2週間の隔離義務が生じます。

この場合に有効となる陰性証明は、以下のものになります。

抗原検査:ドイツ入国前24時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明書 PCR検査:ドイツ入国前72時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明書

B.「感染の発生率が得に高い危険地域」から入国の場合

陰性証明書の提示義務及び10日間の隔離義務が生じますが、ワクチン接種証明書又は快復証明書の所持者は,この両方が免除されます。

ちなみに、日本は上記危険地域のAにもBにも指定されていませんので、いずれにしましても、陰性証明、ワクチン接種証明、回復証明書のいずれかを提示すれば、入国が可能となっております。

目下のところ、ドイツの感染状況は東京などに比べてずっといいにもかかわらず、日本入国に関してはいまだに外国人は入国禁止、また日本人の場合も2週間の隔離義務など規制が厳しいままとなっているため、せっかく日本からドイツへ旅行に来られたとしても、帰国時のハードルが高いため、実際はドイツへの渡航はまだまだ難しいのが現状のように思います。

日本入国に関する規制も、ワクチン接種を考慮に入れた形でもう少し緩くなり、両国の往来がはやく正常化していくことを願っています。

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筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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