日本から観光でドイツ入国する場合は、再び入国が制限されることになりました!

公開日 : 2021年09月09日
最終更新 :

日本での新型コロナウィルス感染状況が改善されないなか、ドイツ政府は2021年9月3日に日本を「ハイリスク地域」に指定しました。これまでは、入国制限解除対象国であった日本ですが、これによってそこから除外されることになります。そして、9月5日より日本からの観光目的等の渡航者は、再び入国が制限されることになりました。

まず、ドイツ入国の際には以下のことが義務づけられます。・デジタル入国登録こちらからオンラインで登録する必要があります。- https://www.einreiseanmeldung.de/#/

・ 証明書提示コロナ検査証明書、ワクチン接種証明書、快復証明書のいずれかを提示する必要があります。

そして、ワクチン接種証明書または回復証明書のいずれかを、デジタル入国登録の際に提出した場合は、隔離が免除になりますが、そうでない場合は、以下のような隔離措置が取られます。

・ 10日間の隔離義務ただし、ドイツ入国の翌日から5日目以降のコロナ検査が陰性の結果である場合は、隔離5日目以降に隔離を終了することが可能となります。

ちなみに、ドイツで認められるワクチンは以下になります。・ Comirnaty(バイオンテック・ファイザー) ・Janssen(ジョンソン・アンド・ジョンソン) ・Spikevax(モデルナ) ・Vaxzevria(アストラゼネカ)さらに、ワクチン接種完了後、少なくとも2週間が経過していることが必要となります。また、日本の自治体が発行するワクチン接種証明書は、ドイツ入国にあたってのワクチン接種証明書として有効です。

快復証明書については、6ヵ月前から28日前までの間に新型コロナウイルスに感染していたことを証明するPCR検査結果がドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語で記載されたものとなります。

ちなみに、仕事の出張や就学目的でのドイツ入国の際などでは、ワクチン接種が完了していない場合でも、例外的に入国が許可されますが、観光目的の場合はこれに該当しません。

要するに、観光目的でドイツへ来られる方は、ワクチン接種証明書などがなければ、隔離義務が生じるということが、今回新たに規定されました。

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筆者

ライプツィヒ特派員

シェーファー 玲子

2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。

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