レオンで自然と一体になる！バルポルケロ洞窟

こんにちは。レオン特派員の石田妙です。

今回は、スペインで心に残る少し変わった体験をしたいという方におすすめの、大自然と触れ合える場所を紹介します。

バルポルケロ洞窟は、レオンの中心部から一時間弱のバルポルケロ・デ・トリオという村に位置する鍾乳洞です。

この洞窟と周辺の山々は、レオンに7つある、ユネスコが指定する生物圏保護区の一つとなっています。

バルポルケロ洞窟は標高1370メートルの山地に位置し、中に入るとびっくりするほどの広さを誇ります。レオン大聖堂がすっぽり収まる大きさといいますから、閉所恐怖症の方でも問題なさそうです。

洞窟を見学できるルートは3つあり、歩きたい距離や時間によって選ぶことができます。

【特別ルート】距離３ｋｍ、所要時間2時間45分。一般入場料18€。最初の半分は暗闇を電球を付けて進む少しドキドキの冒険好きな方におすすめなルート。 【通常ルート】距離1.6ｋｍ、所要時間１時間。 【ロングルート】距離2.5ｋｍ、所要時間１時間30分。こちらの2つのルートの入場料は6€ほどから。料金は時期や曜日によっても変わります。

入場は一年を通して可能ですが、5月から9月の夏季以外は、木曜日から日曜日までの開放ですので注意が必要です。いつ訪れても素晴らしい景色を楽しめますが、秋と春は特に水が多い季節なのでより迫力のある風景をみられるため、よりおすすめです。

バルポルケロ洞窟を訪れる際に知っておきたいことの一つに、服装に関する注意点があります。洞窟の内部の気温は季節に関わらず７℃ほど、湿度は９９％ほどでひんやりしています。動きやすい防寒着と濡れてもいい歩きやすい靴をご準備ください。また見学中は必ずガイドの指示に従うこと、グループを離れないことも大切です。

洞窟で歩いた後には、村で地元の郷土料理を楽しむのがおすすめです。美味しい特産ワインやチーズと合わせて料理が楽しめる場所がたくさんありますので、だんだんこちらのブログで紹介していきます。

レオン中心部から少し足を延ばして、スペインの大自然に触れてみませんか。レオンで一日自由行動がある場合などにもおすすめです。通訳ガイドとしての同行、各地から専用車の手配なども可能ですのでお気軽にご相談ください。