スリ対策のためのちょっとした心がけ

公開日 : 2016年03月27日
最終更新 :
筆者 : Linzimi
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こちらでは、今日3月27日より、夏時間が始まり、日本との時差が7時間になりました。

今日は晴れて暖かい、ぽかぽか陽気となりました。

観光シーズンですね〜。

さて、今日は、最近私の周りで良く聞くので、自分への戒めもこめて「スリに対する注意事項」をまとめてみたいと思います。

最近立て続けに、友だちからスリに遭いそうになったという話を聞きました。友だちたちが住んでいるのはベルリンなのですが、オーストリアにいたって、注意するに越したことはないと思います。

友だちA:エスカレーターだから大丈夫だろうと、切符を買った時にファスナーを開けたバッグ     を開けたまま、エスカレータに乗っていた。ふと違和感を感じ、エスカレータから降     りる直前にバッグに目をやると、まさに今、スリが彼女のバッグに手を入れて財布を     抜こうとしているところだった。すぐさま払いほどき、未遂に終わった。

友だちB: いつものように街を歩いていた。ちなみに、彼女のバッグにもファスナーがあり、     ファスナーはちゃんと閉めていた。これまた、ふと違和感を感じ、何気なしにバッグに    目をやったところ、スリがバッグのファスナーを開けようとしているところだったの     で、すぐさま振りほどいた。そのスリは、彼女のバッグは諦め、その前を歩いていた人    の方へ近づいていって。同じようにバッグを開けようと試みていた。

友だちの証言によると、スリの身なりは、ごく普通。そこら辺に居る人と変わらない。彼らは、カモを見つけると、その人に近づいて行き、そのカモと同じように動きながら、バッグのファスナーを開けようとするとのこと。なので、非常に気づきにくく、気がついた時には遅かったということになりかねません。

特にその土地を良く知らない地元以外の人だと、歩き方やしぐさなどから、スリに目をつけられやすい(特に小柄な女性は注意した方が良いのではないかなと思います)ので、バッグは必ずファスナーがついたもの、そして、そのバッグは自分の後ろでなく、身体の正面にいつもあるように気をつけることで、スリから目を目をつけられる確率が下がると思います。

そして、レストランなどでも、間違っても、座席の後ろにバッグをかけたままにしないこと。

ウィーンのあるレストランで、それをしていて、気がついたらバッグがなくなっていたという友人を知っています。

とにかく、バッグがいつも視界に入るようにしておくと良いでしょう。

また、スマホで調べ物をしたりするときには、背後が壁というような、人が入ってこれないところを背にするのも良い方法だと思います。

(場所によっては、高そうなスマホを人目に晒さない方が良いところもあると思います。)

少しの注意でスリに狙われる確率はぐっと下がると思います。どうぞ安全で楽しいご旅行を!!

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