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ポルトガル/リスボン特派員ブログ たま

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2012年6月29日

風邪ひきさんには"Santinha(サンティーニャ)!"


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風邪ひきさんには"Santinha(サンティーニャ)!"

先日、読者の方に"ポルトガルのマナー・習慣等があれば教えてください"とありがたいことに御質問をいただいたので、今回はそれにお答えしていきたいと思います。


まずは挨拶から。
日本のように会釈やお辞儀というのは案の定なく、初めて会った人とは必ず握手か頬への軽いキスをします。
男性から女性へ、女性から男性への場合は握手か、親しくなれば頬への軽いキス(マネでもかまわないそうです)、
女性同士であれば頬への軽いキス、
男性同士であれば握手か、親しくなればハグをして軽く肩をぽんぽんとする、
といった感じです。


家族とのつながりを大切にする国民性なのでしょうか、休・祝日はしっかりとお休みします。
日曜日も市の中心部であるロシオ広場を囲むお店やアウグスタ通りのお店はほとんど休業。
ショッピングを楽しみに来たのに閉まっていた...!なんて残念なことも。


またカフェとお菓子について紹介した回でも軽く触れましたが、基本3食+2回のカフェブレイクというのが定番のよう。日本と比べると各食事をとる時間は遅めです。


食事だけでなく、基本的に「のんびり」しているのがポルトガルのスタイル。
バスが「あと何分できます」と電光掲示板に表示されていてもそのとおりでないことは日常茶飯事です。
友人との待ち合わせに時間にぴったりに着いていると「早かったわねぇ!」なんてびっくりされることもしばしば。
このの~んびり具合は本人たちもちゃんと自覚していて、時々自虐ネタとして使っていることもあります。

あとはしばしば「夢見がち」な国民性とも言われます。
とあるポルトガル人の作家によるポルトガルの国民性批判のなかにあった言葉です。
その性格を代表するのが「宝くじ好き」ではないでしょうか。
Euro Milhõesという、日本で言うLoto6のような宝くじがあるのですが、これが非常に人気で...キオスクなどで1枚2ユーロで販売しているのですが、"高額の当選者が出る可能性がある!"となればもう店に行列ができます。
地元の雑貨屋に新聞を買いに行き会計を終えた際に振り返ってみると10数人の列ができており、全員が宝くじ目当てということもありました。


また、ポルトガルを代表する文化の一つにファドがあるのですが、その歌や詞からも分かるようになんとなく陰気な部分もあります。
経済危機や雇用不安定というのがそれに拍車をかけているのかもしれませんが、道端で友人同士でおしゃべりしている人たちの会話を聞いていると、よく嘆いたり不満を爆発させていることがあります。もうちょっとプラスに考えればいいのにな~と楽天的な筆者は思うのですが、6月に行われたサッカーのEuro杯でも、前半戦始まってすぐの調子のでないポルトガル代表に向かって解説者が一言、「今年のユーロは勝ち進むのは難しいかもしれない」。...いやいや、まだ終わってないから!と突っ込みをいれてしまいました。


少しばかりマイナスな面に触れてきましたが...
リスボンで市バスや電車に乗っていると、相席になった方とどちらともなく話し始め盛り上がるということがしばしばあるのですが、多くの方が気さくです。
またわからないことがあったり道に迷ってしまったりしたときに「すいません...」と声をかけると懇切丁寧に説明をしてくれたり目的地まで連れて行ってくれたりします(筆者はポルトガル語がまったくできなかったころに訪れたとある町で御老人に何度も説明してもらったにもかかわらず理解に苦しみ、結局袖をつかまれる形で目的地まで連れて行っていただいたことがあります)。


それから、くしゃみをしてしまったときに、"Santinha!"とどこからともなく言われることがあるんですが、「お大事に!」ということなので"Obrigado(女性が言うときはObrigada)"と返してあげてください。

あとマナーとしてあげられるのは...
手動のドアの場合は次に入ってくる人のためにドアを押さえておいてあげる
ものを食べながら話さない
といった考えれば誰でもわかるようなことくらいですね。


ただ日本と違うのは車内での通話や飲食をしても問題ないということです。
「日本では基本的に通話禁止なんだよ」というと、「え?何で?」とひどくびっくりされます。
だからといって大声で話したり、ハンバーガーやステーキ(そこまではないと思いますが...)などにおいのこもるようなものをむしゃむしゃ食べる...というのはいかがなものかと。


ところで、ポルトガルにはヨーロッパだけでなく、アフリカやアジアからの移住者もたくさんいます。


こちらに1年も住んでいると各国の"お国柄"なんてものもなんとなく感じてくるのですが(ひとそれぞれだから一般化してはよくない」とは思いつつも)、やはり悪い面のほうが印象に強く残り、それはその国や人々を遠ざけてしまう要因にもなりかねません。
時間をかけたら分かり合える部分も増えるのでしょうけれども、一時期しか滞在しない観光客、ましてやポルトガルであまり見かけない日本人となると周りから注目されるのも当然です。
「旅の恥はかき捨て」という言葉がありますが、その意味をいいように捉えて
「日本人って○○なんだ...残念だな」といわれてしまわないようにしたいものです。


と、真剣に書いてしまいましたが、そんなに硬くならずとも大丈夫!
要は常識やモラルが欠けていなければ、気持ちのいい旅ができるということです♪

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カテゴリー 生活・習慣・マナー
2012年6月29日
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