旧炭坑場でLaibach コンサート

公開日 : 2012年10月30日
最終更新 :

10月19日、スロベニアで一番有名なアーティストグループのひとつLaibach(ライバッハ)のコンサートがあり、行ってきました。

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私は音楽に疎いので恥ずかしながら知らなかったのですが、世界的にも有名なアーティストらしいです。

今回はとても特別なもので、ヴェレニエという街のなんと旧炭坑場であった地下200mのところでのコンサートでしたそこは今美術館があり、炭坑の歴史などの常設展があったりします。

ヘルメットはみんな着用で、本当に昔使われてたエレベータで地下へ普段は美術館にきても地下にはいけないらしいです。なのでとても貴重な体験でした!

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昔使ってたトロッコのレールはそのままで、ちょっと広い通路のところに椅子とステージが用意されていました。

炭坑のコンサートのため30分という短いコンサートでした。

初めてLaibachの音楽を聴きましたが、すごくアーティスティックな音楽でした。日本ではなかなかこういう音楽はないかもな~というのが感想です。

炭坑の中での音楽なので音がかなり反響して、体に響く音楽でした

彼はミュージシャンではなくアーティストらしいです。wikipediaによると(笑)新スロベニア芸術(Neue Slowenische Kunst)という芸術運動の一部に位置づけて活動しているそうです。でも、ほんとに、パフォーマンスアートをみたような感じになりました。他の芸術家と一緒で、理解しようとすると頭痛くなる感じです。(悪い意味ではなく!)

なにやら、「土地をもたない国家」のアーティスト団体の主要メンバーらしいてす。「土地に存在している」のではなく「時間に存在している」とか。

併設された美術館では彼らのシンボルマークやイラストなどなど、展覧会もやってました。

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美術館自体も炭坑の美術館なのでかなり、普通の美術館とはちがった異様な雰囲気なので(社会主義を思わせるようなつくり)すごく興味深かったです。

街自体も、工場地帯でちょっと不気味な雰囲気(夜に行ったので特にそう感じたのかもです)でした。いままでいったどこのスロベニアの街とも雰囲気が違って、すこし悲しい感じの街です。行くのはすごく興味深いけど、正直あまり住みたくはないです。。。

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ちなみに、英語ですが美術館のwebsiteはコチラ

すごく貴重な体験&コンサートでアーティスティックな気持ちになった一日でした

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