スロヴェニアへ行く際のお金の持って行き方

公開日 : 2016年09月28日
最終更新 :

 今回は、スロヴェニア旅行の際におけるお金事情がテーマです。 スロヴェニアの通貨はユーロです。EU加盟国な上に、シェンゲン協定に加盟していますので移動が楽な国でもあります。 例えば、旧ユーゴスラヴィアの、クロアチア、セルビア、ボスニア、そしてマケドニアへ移動する際はパスポートチェックがあったり、通貨が各国違うので少し面倒に思われるかもしれません。その対応策も書いていきます!

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(画像は、http://eumag.jp/behind/d0914/から引用しました。)

 現地人の普段のお金の持ち方

 まず、スロヴェニアではクレジットカードは日本ほど浸透していません。きちんと仕事がある人がクレジットカードを所有していても使用頻度は圧倒的に少ないです。その代わりに浸透しているのが、日本でいうデビットカードです。デビットカードはクレジットカードと違い、使用した時すぐに口座から使用金額が差し引かれる仕組みになっています。現地の人はこのカードを多用しています。但し、多くの人が現金派と見受けられます。したがって、スロヴェニアに来る際はユーロを用意しておいたほうが何かと便利だと思います。

 メジャーなクレジットカード会社

 メジャーなクレジットカード会社は、Maestro、VISA、そしてMasterCardになります。日本の観光客が増えてきているとはいえ、JCBは使える可能性が低いので、前に述べた2社のカードを持っていればとっても便利だと思います。

 こんなお店はカードが使えない

 一般的にどこのお店でもカードが使えますが、たまに小さなバーやカフェ(飲み物がメインのお店)では現金のみの場合があります。観光地のお店、ホテル、ホステル、そしてレストランはほとんどカードが使用できますのでご安心ください。

 特派員おすすめお金の持ち方

 用途にもよるのですが、あまり大きな紙幣は持ち歩かない方が賢明です。スロヴェニアで大きなお買い物をする場合が別ですが、50ユーロ紙幣を何枚も持つよりは20ユーロ紙幣を持っていた方がいいでしょう。ちなみに、スロヴェニアでチップは必ず渡すものでありません。もし皆さんが満足されたようであれば払えばいいと思いますよ。あまり深く考えないでください。しっかり提示額を支払えば問題ありません。

 豆知識

 一般的にヨーロッパはデビットカードでATMから24時間お金が下ろせます。私もバルカン諸国、アルバニア、イタリア、オーストリア、モロッコへ行った時もこのスロヴェニアで使用しているデビットカードでお金をおろしていました。国によって手数料がかかりますが、時間の節約になり使える分だけ下ろせるというのがいいなと思いました。 皆さんはクレジットカードを持ってくると思うのですが、キャッシングを有効にしたものを持ってくると色々便利かもしれません。通貨が異なる国を旅行する場合、その都度なれない場所で両替店を探すのも面倒ですし、観光客を目当てに為替を高く設定するお店が多いです。個人的にはその国へ行ってATMで下すというのが便利かなと思うんです。ぜひ皆さんのクレジットカード会社へ手数料、上限金額をお問い合わせの上カードを使用してください。

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上の2枚の写真はスロヴェニアのATMの写真です。主にNLBかAbankaをよく見かけるのではないかと思います。もちろんこのほかの銀行のATMもあります。Bankomatと書いてあるのがATMの目印です。

そして、当たり前ですが、クレジットカードのパスワードを覚えておきましょうね。

筆者

スロベニア特派員

菊地 由貴

スロベニアの首都リュブリャナで現地ガイド、通訳をしています。現地の魅力や生活の様子をお届けします。

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