自宅待機政策を実行中のスロベニア

公開日 : 2020年03月17日
最終更新 :

新型コロナウイルスの拡大感染予防のため、学校、保育園、公共交通機関(電車やバスを含む)、飛行機の運航も停止となり、カフェ、バー、レストランがすべて一時的に閉まったスロベニアです。

SNSなど、プロフィール写真を#StayHome it could save livesというメッセージつきのものに変更している方もいて、全体でウイルス感染拡大を終わらせよう!というムードになっています。

ずーっと家にいるのは退屈なのは誰もが承知の上。ですのでワイドショーでは「時間をかけて料理しよう」とか、「本を読んでみよう」というような家での過ごし方を紹介したり、少なくとも免疫力アップのため30分外に出て散歩する(ただしグループではなく、ひとり、または家族メンバーのみ。しかもとっても天気がいいんですね)というアドバイスが放送されています。下の写真の通り、首都リュブリャナの主要な大通りがガラガラです。こんなことありませんでした。

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。(写真: Foto: MMC RTV SLO

私も主人が在宅ワーク中で、こんなに平日二人で家にいることはないので変な感じ。お昼どーするとか誰が料理するの?とか家事分担などいろいろ力を合わせてやっており、それはそれで新鮮です。

ただ毎日感染者数やほかのヨーロッパの国の対策などを聞いていると、心配になるばかり。唯一スーパーマーケットは営業時間を短縮して開店していますが、野菜コーナーなどでビニール手袋着用を義務づけられているのにもかかわらず素手で取っていたり、少しイラっとすることもあります。その一方、自主的にマスクをつけて買い物に来る人、マイゴム手袋を持って来る人もいて、意識を高く持っている方も目にします。3月いっぱい、いろいろなことが続きますが、辛抱の時期です。

筆者

スロベニア特派員

菊地 由貴

スロベニアの首都リュブリャナで現地ガイド、通訳をしています。現地の魅力や生活の様子をお届けします。

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