5月のリュブリャナ旧市街散歩

公開日 : 2020年05月20日
最終更新 :

たくさん食べたあとは歩くぞ!ということで旧市街をお散歩しました。花粉が2020年はすごいのですが(ベランダにも車にも花粉がものすごいくっついています)、天気はいい感じです。リュブリャナはこの時期雨が多かったり、天気が崩れたりもするので油断は禁物ですが、この日はとっても過ごしやすい天気でした。

IMG_6408.JPG

旧市街のシンボル、ロッバの噴水と奥の方に見えるふたつの塔、ドーム型の屋根は大聖堂です。市庁舎の前で写真を撮っていますが、ここが私が大好きなフォトスポットです。今のこの時期は観光客の皆さんでにぎわっているのですが、少し閑散としています。数年、こうにぎやかな春に慣れていたもので、やはり外国の方のパワー、エネルギーの影響を再実感したのでした。

IMG_6412.JPG

歩いているなかで自然と目がいったのは町の中心を流れる川、リュブリャーニッツァです。この川はローマ時代にさまざまな物資を運ぶための交通路として使われていて、スロベニア最長の川、サヴァ川にも繋がる川で、今の時期はクルージングボート、サップを楽しむ方もいるんですけど、やっぱり静かです。

IMG_6416.JPG

この写真は靴屋橋から撮ったもの。特に右側は当時の船乗りの方でにぎわっていた場所でもあります。荷物チェックをしたり、食堂で食事をとったりしていたエリアなんですね。それにしても川が青緑! ベネチアも観光業が停止して経済的に大打撃ですが、運河の水がとってもきれいになったというニュースがありました。リュブリャナでも例外ではないということなのでしょうか。

IMG_6424.JPG

この写真は旧市街から少ーしだけ離れたところで、右前方にはアパートが見えます。地元の人の生活エリアに入っているんですね。また右側下には階段もあって、夏はそこに座ってビールを楽しむ人でにぎわいます。

何もなくてももちろんきれいですが、やはり活気、にぎわいというのが町を魅力的にするひとつの要素でもあるんだよなと思い直しました。スロベニアはまだまだ知られていないですが、心を入れ替えて頑張ろうと思ったのでありました。

筆者

スロベニア特派員

菊地 由貴

スロベニアの首都リュブリャナで現地ガイド、通訳をしています。現地の魅力や生活の様子をお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。