海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > ヨーロッパ  > イギリス/ロンドン特派員ブログ

イギリス/ロンドン特派員ブログ 小野 雅子

イギリス・ロンドン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


今秋は立て続けに、カウンティホールとその周辺へ行くことになりました。それぞれ本来の目的場所は劇場や博物館などでしたが、その前後にお友達とお茶したりランチしながらお喋りを・・・・・・というのも女子の定番ですよね。


1aruwitnes13.jpg


そこで入ってみたお店がふたつとも良かったので、是非この特派員ブログでもご案内しなくちゃ! という次第。

1aruwitnes9.jpg

まずイチオシしたいのは、こちらの「ZENカフェ」。名前は日本を思わせるし抹茶を使ったケーキやパンなどがあるものの、全体的には特に和風じゃなく、静かで落ち着けるカフェです。カウンティホールの裏側にあります。


1aruwitnes7.jpg

なにしろカウンティホールといえば水族館やロンドン・ダンジョンなど幾つものアトラクションやマリオットホテル等も入っていて、連日とてもにぎわうエリア。特にテムズ川に面した方はカフェも激混み! だから、この「ZENカフェ」の静けさは貴重ですよ~。

1aruwitnes8.jpg


アメリカンのコーヒーも、ロータス(ハス)餡パンも美味。抹茶クリームパンやパン・オ・ショコラなども人気みたい。

1aruwitnes10.jpg

また別の日には、「Sagamiya」という日本食レストランでランチしました。たぶん漢字だと「相模屋」かな? と思うのですが、店のウェブサイト を見たところ明記してなかったので断言は避けておきます。

1aruwitnes11.jpg

この時いただいたのは海老フライ定食ですが、焼き魚やカツカレー、鳥のから揚げなどカジュアル和食の人気メニューがいろいろ。給仕の方もシェフ長も日本人だけあり、お味はバッチグーでした! ランチメニューは10ポンド前後なので、場所柄を考慮したらとてもリーズナブル。

1aruwitnes12.jpg

大観覧車のロンドンアイも隣接してるし、テムズを渡ればウェストミンスターという観光ホットスポット。その混雑を避けてお茶やランチをという時に、憶えておきたい2店です♪



2019年11月16日

看護師または医療関係者でなくとも、誰でも知っているフローレンス・ナイチンゲール。今から約200年前の1820年5月12日に生まれた彼女の誕生日は、「国際看護師の日」になっているほど歴史的に有名な看護師さんですよね!

1arunurse.jpg

彼女の軌跡と功績をたどる事ができるのが、今回ご紹介するフローレンス・ナイチンゲール博物館。場所はテムズ川サウスバンクに近い聖トーマス病院に付属してナイチンゲールが創設した、看護学校の跡地にあります。

1arunurse5.jpg

基本的に週7日午前10時から午後5時までオープンですが、例外として12月21日~12月27日と12月31日~1月1日は休館です。入場料金は大人8ポンド、なお景観保護団体ナショナルトラストの会員証を提示すれば半額の4ポンドとなります。

1arunurse1.jpg


ちょっと意外かもしれませんが、彼女はとても裕福な家庭のお嬢様でした。名前のフローレンスも、両親が2年ほどかけてヨーロッパを巡る新婚旅行中にフィレンツェで生まれたため。フィレンツェの英語名、フローレンスと名付けられたのです。

1arunurse2.jpg


姉とともに当時の女性としては最高クラスの教育を受け、将来はリッチな上流階級夫人となるべく育てられたフローレンスですが、やがて人々に奉仕する道を志すようになりました。看護師になる勉強をしたいと決意した彼女は、母親と姉の猛反対を受けながらも、唯一の理解者である父に援助され初志貫徹。

1arunurse3.jpg

展示品の中には彼女の裕福な子供時代を示す品々とともに文芸書や聖書なども沢山あり、うわべの豊かさではない「人々と社会にとって大切なもの」を追求し続けた、1人の女性の足跡を見ることが出来ます。


1arunurse7.jpg


1arunurse6.jpg

やがてクリミア戦争が勃発。戦地における負傷兵の状況が悲惨という現状を受け、キリスト教シスターと職業看護師ら総勢38名の女性を率いて従軍したのは、フローレンス34歳のとき。その後2年間を野戦病院で看護に尽力しました。

1arunurse9.jpg

これはフローレンスが実際にクリミア戦争地で使用していたランプ。夜間はこの灯りを手に負傷兵たちのベッドを巡回し「The lady with the lamp(ランプを持った婦人)」と称賛を込めて呼ばれたそうです。

1arunurse11.jpg

その象徴的なランプを持った姿は、博物館内ショップにあるお土産のひとつにもなっています。こちらのショップには、もうひとつユニークな商品がありました。

1arunurse13.jpg

蒸留酒の一種、ジンに関する本やグラスにコースターなど。何故ジンなの?と最初は首を傾げましたが、コースター外箱の裏に書いてある説明を読んで納得。

1arunurse14.jpg

「クリミア戦争中はさまざまな物が国民から兵士たちに贈られ、フローレンスはそれらを管理し兵士たちに配りました。ヴィクトリア女王からは女王のお気に入りの石鹸が贈られたところ、フローレンスは王室執事あてにお礼の手紙をしたためましたが『少しのジンの方がもっと喜ばれることでしょう』と書き添えました」・・・ウィットにも富んだ女性だったのですね!


1arunurse10.jpg

クリミア戦地で2年間を過ごしたあとは看護師の育成と、医療改革の啓蒙運動に後半の人生を捧げたフローレンス・ナイチンゲール。今もナースの師として愛され仰がれている彼女の博物館、公式ウェブサイトはこちらです!


※掲載の画像は、博物館の許可を得て撮影および使用しました。


2019年11月 6日

ビッグベンの愛称で知られている、大きな時計塔。今は国会議事堂として使われているウェストミンスター宮殿とともに、ロンドン観光で外せない名所のひとつですよね!


1bigben1.jpg


制作されたのは1859年。さすがに160年も経ち老朽化・劣化も著しかったため、一昨年の2017年から4年計画で修復工事が行われています。

1bigben.jpg

それで現在では周囲にびっしり足場が組まれ、このような姿なのですが・・・長い間ロンドンを象徴する存在でしたから、ツーリストだけでなく地元ロンドンっ子にとっても淋しさは否めません。しかーし!!!それを逆手にとったのが↓この「HPソース」。

1bigben2.jpg

味は日本の中濃ソースやトンカツソースにも似ていて、イギリス庶民の食卓で愛されている創業1899年の老舗ブランド商品。国会議事堂(House of Parliament)の食堂でも使われていると聞いた創業者、商品名にその頭文字「HP」を冠したというんだから商売人ですよね。笑 というわけで、このラベルには以前からビッグベンの絵が描いてあるのですが。

1bigben3.jpg

ビッグベン160周年を記念して、特別ラベルの限定バージョンを発売。

1bigben1a.jpg


なんと工事中の足場が組まれたビッグベンが、大々的にフィーチャーされているのです!今やアメリカ大手ハインツ社に吸収されているとはいえ、英国ユーモア健在という感じで面白いですよね。

1bigben4.jpg


王室御用達ですから、ロイヤルファミリーの何人かはこのソースを使ってるかもしれません。値段は小売店によって多少違いますが、小さなボトル(255グラム入り)なら1.40ポンドくらい。ユニークなロンドン土産にいかがでしょう?!


2019年11月 1日
2019年10月25日
2019年10月14日
2019年10月 8日
2019年10月 1日
⇒すべての記事を見る

イギリス旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■イギリスの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

ヨーロッパ特派員ブログ一覧

アイスランド/レイキャヴィークアイルランド/ゴールウェイイギリス/イーリーイギリス/エディンバライギリス/カーディフイギリス/ギルフォードイギリス/グラスゴーイギリス/ケンダルイギリス/ケンブリッジイギリス/コッツウォルズイギリス/ヒースローイギリス/ブリストルイギリス/ベルファストイギリス/ヨークイギリス/ロンドンイギリス/ロンドン2イギリス/ロンドン3イギリス/ロンドン4イタリア/アンコーナイタリア/アンドリアイタリア/シチリア島イタリア/ジェノバイタリア/トリノイタリア/ナポリイタリア/ナポリ2イタリア/ナポリ3イタリア/パルマイタリア/フィレンツェイタリア/ベネチアイタリア/ボローニャイタリア/ミラノイタリア/ミラノ2イタリア/ラ・スペツィアイタリア/ローマイタリア/ローマ2イタリア/ローマ3ウクライナ/オデッサエストニア/タリンエストニア/タルツオランダ/アイントホーフェンオランダ/アムステルダムオランダ/デンボスオランダ/ライデンオーストリア/ウィーンオーストリア/ウィーン2オーストリア/チロルオーストリア/リンツキプロス/ニコシアギリシア/パロス島ギリシャ/アテネクロアチア/コルチュラ島クロアチア/ザグレブクロアチア/ドゥブロヴニクジョージア/トビリシスイス/アッペンツェルスイス/チューリヒスイス/ベルンスウェーデン/ストックホルムスペイン/イビサ島スペイン/バルセロナスペイン/バルセロナ2スペイン/バレンシアスペイン/バレンシア2スペイン/ビトリアスペイン/ビルバオスペイン/マドリッドスペイン/マドリッド2スペイン/レオンスロヴェニア/リュブリャナセルビア/ベオグラードチェコ/ブルノチェコ/プラハチェコ/プラハ2デンマーク/コペンハーゲンドイツ/ケルンドイツ/ケルン2ドイツ/シュタインバッハドイツ/デュイスブルクドイツ/デュッセルドルフドイツ/ハノーファードイツ/ハンブルクドイツ/フライブルクドイツ/フランクフルトドイツ/ブレーメンドイツ/ベルリンドイツ/ボンドイツ/ミュンヘンドイツ/ミュンヘン2ドイツ/ミンデンドイツ/ライプツィヒドイツ/レーゲンスブルクドイツ/ワイマールノルウェー/オスロノルウェー/オスロ2ノルウェー/オスロ3ノルウェー/ベルゲンハンガリー/ブダペストフィンランド/サヴォンリンナフィンランド/トゥルクフィンランド/ヘルシンキフィンランド/レヴィ・サーリセルカフランス/アヌシーフランス/アンボアーズフランス/カンヌフランス/コートダジュールフランス/ストラスブールフランス/トゥルコアンフランス/トゥールーズフランス/ナルボンヌフランス/パリフランス/パリ2フランス/パリ3フランス/ブールジュフランス/ボルドーフランス/マルセイユフランス/リヨンフランス/リヨン2フランス/レンヌブルガリア/ソフィアブルガリア/プレヴェンベルギー/ゲントベルギー/ブリュッセルベルギー/ルーヴェンポルトガル/ポルトポルトガル/リスボンポーランド/カトビッツェマケドニア/スコピエマルタ/マルタ島モンテネグロ/ポドゴリツァヨーロッパ/バルカンラトヴィア/リーガルクセンブルク/ルクセンブルクルーマニア/ブカレストロシア/サンクトペテルブルグロシア/モスクワ

ヨーロッパにもどる

  • 特派員プロフィール
  • ロンドン特派員

    ロンドン特派員
    小野 雅子
    ロンドン西郊外に住む会社員、職場はヒースロー空港周辺です。在英20年以上の経験値を発揮して、初めてイギリスへいらっしゃる方にも興味深く分かりやすいロンドン観光&生活ガイドとしてお役に立てれば…と思います。個人ブログ「ロンパラ!」はこちら♪以前はヒースロー特派員 DISQUS ID @disqus_4TucldK0iv

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集