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イギリス/ロンドン特派員ブログ 小野 雅子

イギリス・ロンドン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


イギリスのストリート・アート界の人気者、バンクシー。彼の作品が老舗オークションハウス「サザビーズ」で約1億5000万円の落札価格で売られた瞬間に、額縁に仕込まれたシュレッダーで半分ほど切り刻まれたパフォーマンスは、大きなニュースとなりましたね。


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バンクシーの作品はイギリス国内だけでなくアメリカ合衆国、マリ共和国、イスラエルなど海外にもありますが、やはり最も多いのはロンドン。私も先日あるコンサートへ行った帰り道で、彼の作品を見かけましたよ。


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場所は金融街・シティの一角にあるバービカン。駅の出口から続くトンネル状の道を行くと、バービカン駅を背にして左手に見えてきます。


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この作品は昨年9月にバービカン・センターでジャンミシェル・バスキア回顧展が開催される直前に作成された、比較的に新しいもの。発見された数日後には行政区によって強化アクリル製の保護板が設置され、価値あるバンクシー作品が損傷しないよう配慮されました。


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ストリート・アートの先駆者であるバスキアに捧げる、バンクシーからのオマージュ。バスキア作品のモチーフを巧妙にあしらった、バンクシーらしいメッセージ性を感じますね。


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他にもロンドン各所にバンクシー作品があり、特に東部や南東部に集中しています。幾つかのウェブサイトでは地図つきで紹介していますので、「Banksy Map」のキーワードで検索してみて。市街観光がてら今話題のアーティストの足跡を辿るのも、素敵なロンドン体験だと思います!


2018年10月15日

ロンドンを訪れる観光客だけでなく、地元ロンドナーにも愛され続けている「ヴィクトリア&アルバート美術館(V&Aミュージアム)」。その膨大な展示品を鑑賞するのはもちろん、館内でのカフェ休憩も大きな魅力です。


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クラシックな雰囲気がとても素敵なこのカフェは、なんと1851年に世界初の美術館内レストランとしてオープンしたんですよ!その後も改築されて、今あるギャンブル・ルーム(上の画像)とポインター・ルーム、グリーン・ルームの3部屋は1868年に完成。


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セルフサービス方式のカフェなので、まずは各自お好きな飲み物やお菓子、食事などをトレーに載せ支払いを済ませてから、空いている席に座ります。


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暖かい食事や、サンドウィッチの具やパンを選んで作ってもらうカウンターもあります。


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こちらのポインター・ルームは、かつてステーキなどお肉料理を供するレストランだったところ。


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そしてこちらがグリーン・ルーム。英国で生活にデザインを取り入れた先駆者、ウィリアム・モリスが内装すべてを手掛けた部屋です。


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ステンドグラスや壁紙を始め、柱や天井の装飾などもモリスのデザイン。モリス・ファンにとっては夢のような空間なのに、一杯のお茶だけでも楽しめるのは、なんとも贅沢な時間ですよね♪


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ちなみにV&A美術館にはウィリアム・モリス作品の展示室もあります。このカフェで使われているプラスチック・トレーにも彼がデザインした植物などの模様があしらわれているのは、この美術館所有の作品=著作権を持っているから。


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以上3つのクラシックな部屋はやや薄暗いのですが、こちらのモダンなスペースは自然光たっぷりで明るい!混みあう時間帯だったら、こちらの方が席が見つかる率が高いかも。


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お天気に恵まれた日なら、中庭に面したテラス席のある別のカフェも良いでしょう。イギリス屈指の美術館で、素敵なカフェ・タイムを過ごしてくださいね。


ヴィクトリア&アルバート美術館カフェ(Victoria & Albert Museum Cafe)
住所:Cromwell Rd, Knightsbridge, London SW7 2RL
Tel:020 7581 2159
URL:https://www.vam.ac.uk/info/va-cafe/
カフェ営業時間:10:00-17:00
年中無休(クリスマスと元日を除く)



2018年10月 9日

すっかり秋めいてきたロンドンより、こんにちはー。秋といえば食欲の秋、読書の秋、そして芸術の秋・・・ですよね!そこで前回に引き続いて、ロンドン地下鉄に素敵なアートを提供してくれたアナベル・グレイさんの作品をご案内しましょう。


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前回はセントラル線のマーブル・アーチ駅でしたが、こちらはフィンズベリー・パーク駅。


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と言っても、彼女の作品群があるのはピカデリー線の南方面行きプラットフォームだけ。ヴィクトリア線や、同じピカデリー線でも北方面行きプラットフォームにはありません。


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そして、このフィンズベリー・パーク駅でのテーマは「気球」。このプラットフォームには、アナベルさんが1983年に制作した気球のモザイク画が6作品。現代的な商業広告の数々の間で、ヴィンテージな趣きを放っています。

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じゃあ何故、この駅には気球なのでしょう?


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その理由は、1784年に遡って・・・当時はこの駅と同じ行政地区内だったフィンズベリー・フィールズで、イタリア人ヴィンチェンゾ・ルナルディが英国では初めての気球飛行をお披露目したから。


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200年以上も昔の人々にとっては、きっと信じられないくらい未来的だった筈の気球。それに乗って飛行するなんて、ものすごい冒険だったでしょうね!素朴な絵本のようなモザイク画は、そんなワクワクした気持ちを伝えているような気がします。


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アナベル・グレイさんのウェブサイト
https://www.annabelgrey.co.uk/


2018年10月 2日
2018年9月25日
2018年9月17日
2018年9月 5日
2018年9月 3日
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    ロンドン特派員
    小野 雅子
    ロンドン西郊外に住む会社員、職場はヒースロー空港周辺です。在英20年以上の経験値を発揮して、初めてイギリスへいらっしゃる方にも興味深く分かりやすいロンドン観光&生活ガイドとしてお役に立てれば…と思います。個人ブログ「ロンパラ!」はこちら♪以前はヒースロー特派員 DISQUS ID @disqus_4TucldK0iv

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