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イギリス/ロンドン特派員ブログ 小野 雅子

イギリス・ロンドン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


ロンドンからイングランド北部と東部、そしてスコットランドを結ぶキングス・クロス駅は、1852年に開通したロンドン主要駅のひとつ。


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パリやブリュッセル行きのユーロスター鉄道が発着するセント・パンクラス駅↓にも隣接しており、その両方をつなぐ地下鉄キングス・クロス、セント・パンクラス駅と併せて、ロンドン滞在中に利用する機会も多い事でしょう。


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今年で167年の歴史を誇るだけあって、この偉大な駅の創設に貢献した人々のメモリアルも、各所に掲げられています。


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たとえば外壁の一角には、ルイス・キュービットという設計者のメモリアル・プレート。


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そしてチケット売り場の近くにあった銅像は、蒸気機関車のエンジニアリングを牽引したナイジェル・グレスリーという技術者です。

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しかし現在、そんな偉人たちを遥かにしのぐ人気者は・・・。

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ハリー・ポッター!小説や映画の主人公である少年魔法使いが、魔法学校へと旅立った9・3/4番線の荷物トロリーは、今も行列の衰えない人気フォト・スポットです。

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首に巻いたスカーフが風になびいたように見えるよう、スタッフの人がお手伝いしてくれる光景もなかなか微笑ましい♪ 行列さえ厭わなければ無料なので、家族連れの多いシーズンや週末は特に混んでいます。


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そのトロリーに隣接するのは、ハリー・ポッター関連グッズのお店。混雑する日にはここの入店にも行列制が適用されるので、トロリー撮影スポットとともに、行くなら平日の朝などがお勧めですよー♪


ハリー・ポッター・ショップ(The Harry Potter Shop at Platform 9 3/4)
URL:https://www.harrypotterplatform934.com/
営業時間
月~土: 8am - 10pm
日 :9am - 9pm
祝: 9am - 10pm



2019年4月15日

一昨年ノーベル文学賞に輝いたカズオ・イシグロ氏の初期出世作、「日の名残り」。この小説を原作として、在りし日のイギリスで職務に忠実な執事という主人公を名優アンソニー・ホプキンスが演じた映画をご覧になった方も、きっと多いことでしょう。


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本日ご紹介するのは、その映画ロケ地になったマナーハウス。もっと正確に言うと、映画の中で主人公が仕えていた館の外観に使われた「ダイラム・パーク・ハウス」です。

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その始まりは17世紀の政治家ウィリアム・ブラスウェイトが、イングランド南西グロスター州に建てたマナーハウス。現在では景観保護団体ナショナル・トラストが所有しており、一般に公開されています。

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由緒あるマナーハウスならではの見事なインテリアはもちろんですが、白眉はオランダ黄金期の絵画やデルフト焼き陶器のコレクション。


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デルフト焼きだけでなく中国陶器もあり、それぞれのスタイルの共通点と相違点を見比べたり・・・アンティーク陶器ファンには垂涎の品揃えですよね!


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バラエティ豊かな花瓶だけでなく、中にはこんな陶板画なども。

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また花瓶は花瓶でも、オランダ独特のデザインは特に目を引きます。その説明書きを読んだところ「当時のイギリスではチューリップの球根は庶民の家一軒ほどの値段だった」という高価なもの。


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これらの花瓶にチューリップを1輪ずつ挿すためには、相当の財力がないと出来ない事だったんですね!


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こちらはキッチン。「日の名残り」の主人公は執事といういわば使用人のトップでしたが、ここでは料理人や小間使いが忙しく立ち働いていた事でしょうが・・・。


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このキッチン、今は古本販売ショップを兼ねています。もちろん収益金はナショナル・トラストの資金として、この館のメンテナンスや運営費用に充てられます。

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広大な敷地には、大柄なファロー鹿の群れも棲んでいます。マナーハウス見学の後は、ぜひウォーキングも楽しんでみて下さいね!

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ダイラム・パーク&ハウス(Dyrham Park and House)
住所:Near Bath, Dyrham, Gloucestershire SN14 8HY
Tel:0117 937 2501
URL:https://www.nationaltrust.org.uk/dyrham-park
交通アクセス:https://www.nationaltrust.org.uk/dyrham-park#How to get here
入場料金:大人£13.50~£15.00



2019年4月 6日

ロンドンには無料の美術館や博物館が沢山あり、中でもヴィクトリア&アルバート美術館や自然史博物館などは人気。最寄りのサウス・ケンジントン駅を利用する機会も多いと思います。


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そこで今回はサウス・ケンジントン駅から徒歩3分ほどで行ける、ちょっと素敵なスポットをご案内しますね。それはタイヤ人形のマスコットやグルメガイドでお馴染みの「ミシュラン」UKオフィスがあったビル。


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建設されたのは1911年。当時流行していたアール・デコ様式がレトロでロマンチックな美しい建物の所々に、ミシュランのロゴや同社のタイヤを使用した車の絵、それに愛嬌あるタイヤ人形マスコットがあしらわれています。


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実は1985年にミシュラン社はこのビルから社屋移転したため、今では別のオーナーが経営。そしてオーナーの1人テレンス・コンラン卿のインテリア店「コンラン・ショップ」を始めとする商業店舗やレストラン、バーなどが営業しています。


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地続きの1階はタイヤやパーツのデポを兼ねていたそうで、今も床にモザイク画が。部品を片手に持ったタイヤマンがラテン語で「Nunc Est Bibendum」と言っているのは「そろそろ一杯飲む時間かな」という意味だそうで、ユーモアたっぷり!


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道路に面したカフェにも、ミシュラン製タイヤを装着した当時のレーシング・カーがタイル画になっています。クラシック・カー好きにも喜ばれそうですよね。


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カフェのシュガーポットにもタイヤマン。彼は窓のステンドグラスにもなっているし、元祖ゆるキャラともいえる貫禄!?

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サウス・ケンジントンで時間があったら、ぜひ立ち寄って欲しい「ミシュラン・ハウス」なのです♪


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ミシュラン・ハウス(Michelin House)
住所: 81 Fulham Road, London SW3
カフェ&レストラン「ビベンダム」のURL:
http://bibendum.co.uk/


2019年4月 2日
2019年3月24日
2019年3月13日
2019年3月 7日
2019年3月 3日
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    ロンドン特派員
    小野 雅子
    ロンドン西郊外に住む会社員、職場はヒースロー空港周辺です。在英20年以上の経験値を発揮して、初めてイギリスへいらっしゃる方にも興味深く分かりやすいロンドン観光&生活ガイドとしてお役に立てれば…と思います。個人ブログ「ロンパラ!」はこちら♪以前はヒースロー特派員 DISQUS ID @disqus_4TucldK0iv

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