王室ゆかりのスパタウン、ロイヤル・タンブリッジ・ウェルズ

公開日 : 2006年09月16日
最終更新 :
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実はこのロイヤル・タンブリッジ・ウェルズ、バースと並ぶ温泉の街として知られています。と言ってもこちらは入る方の温泉ではなくいわゆる「飲む温泉」。ちょうど今年はその泉が発見されてから400年に当たるそうです。

ロンドンからもそれほど遠くないので、産業革命以降気軽に行けるリゾート地として庶民の人気を集めました。また英国王室内での人気も高く、1909年にはエドワード7世によって街の名前にRoyalと付けてもよいとの許しを得たのです。

今も街は18世紀から19世紀の雰囲気がとても良く残っています。

駅を出て左へ歩いていくとタウンホールがあります。このあたりが現在の街の中心。オペラハウスの建物がそのままパブになっていたり、ギリシャ神殿風の建物が実は人気の生活用品店Habitatだったりして、ロンドンの街歩きとはまた違った魅力があります。

しかしこの街最大の魅力はパンティリーズ(Pantiles)と呼ばれる一画です。白いジョージ様式の建物が立ち並ぶ通りはとても優雅で美しく、まさに中世の時代にタイムスリップ。当時の建物はおしゃれなカフェやレストラン、ブティックなどに変身。冒頭に紹介した「飲む温泉」もここにあります。中世の衣装を着た係員が泉から水を掬い上げて飲ませてくれます。駅を右手に歩いて15分くらいで到着です(観光案内所もここにあります)。

前回のプー・カントリーの項でも紹介したようにロンドンチャリングクロスから列車で一時間(駅の名前はTunbridge Wellですroyalはつきません!)。気軽に行けるのがうれしいですね。毎週第2、第4土曜日にはタウンホールの前でファーマーズマーケットも開かれていますので日程が合えばのぞいてみるのも楽しいですよ。ハートフィールドへのバスもこの前から出ますので(駅も通ります)バス待ちにも最適です。プー・カントリーと一緒に一日南イングランドでゆっくりと過ごすのも悪くないですよ。

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