そっくりさん、いらっしゃーい?(チャイニーズ・エルビス編)
前回、ABBAのそっくりさんについて書きました。彼らは踊りの振り付けを完璧に真似て、歌声までオリジナルのバンドを彷彿とさせてしまう、そんなものまね道を極めたプロたちです。
彼らは、1時間当たりいくらという形でクラブやレストラン、さらには他のイベント関係者と契約を結んで日銭を稼いでいます。主催者にとっては、パーティーを盛り上げることができる便利アイテムなのです。
これらそっくりさんの中で、ロンドンでは知る人ぞ知る伝説的な存在になっている人がいます。彼の名はチャイニーズ・エルビス(写真)。どこまで本当か分からないのですが、本名もどうやらエルビスというみたいです。
彼の本業は、ロンドン近辺に数軒の支店を持つ「Gracelands Palace」という中華レストランのオーナー。各店には一晩に複数のエルビスが登場してそれぞれ得意のレパートリーを歌ってくれるのですが、最後にオーナーが自らエルビスとなって登場するお決まりになっています。
話を聞くと、彼は母国の香港でも同様のビジネスを手掛けたものの、地元の人間はあまり理解を示してくれなかったとのこと。そこで意を決して祖国を飛び出し、ロンドンで新たにエルビスのそっくりさんショーを始めたら、これが受けた。
チャイニーズ・エルビスにとって、イギリスは彼の夢を叶えてくれた理想の国なのです。
Gracelands Palace
3, Cumberland Walk, Tunbridge Wells. Kent, TN1 1UJ
8810883, Old Kent Road, London SE15 1NL
331, The Broadway, Bexleyheath, Kent, DA6 *DT
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