イギリスの新聞: ブロードシート編
イギリス人は、新聞好きとして世界に知られているそうです。確かに種類がたくさなって、どれも個性が強い。読んでいる新聞によって階級や職業が結構分かってしまいます。とりあえず今回は「ブロード・シート」と呼ばれる、日本でいえばいわゆる全国紙に相当する新聞から主なものを紹介します。
ファイナンシャル・タイムズ
略して「FT」。日本でいえば日経に当たるのでしょうか。経済紙で高級感タップリ。1部300円ぐらいします。誌面にも薄いベージュのような色付けされていて、他の新聞との格の違いを強調しています。発行部数は国内で12万部。ちなみに海外での発行部数は43万部で、国外での方が読まれているようです。
タイムズ
メディア王と呼ばれるルパート・マードックが経営する高級紙。上流階級の人が皆読んでいるイメージがあります。意外にも、日本生まれの数字パズル「数独」を「SUDOKU」にして英国で広めたのはこの新聞だそうです。
デーリー・テレグラフ
発行部数90万部で、イギリスで最も読まれているブロードシート。たぶん最も右寄りで、英兵がイラクで死亡したりすると、でっかい追悼記事が掲載されます。
ガーディアン
最もリベラルなブロードシート。読者は教員が多いと聞きました。「お詫びと訂正欄」というスペースが毎日決まったページにしっかり確保してあって、皮肉なことに人気コンテンツの1つとなっているという話を聞きました。
インディペンデント
1986年創刊という比較的新しい歴史を持つ新聞。右にも左にも偏らない新聞、ということで、独立を意味するインディペンデントが名前になったみたいです。環境問題に熱く取り組んでいます。
下に5紙のウェブサイトへのリンクを貼り付けておくので、良かったら是非覗いてみてくださいね。
ファイナンシャル・タイムズ
タイムズ
デーリー・テレグラフ
ガーディアン
インディペンデント
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