マシュー・ボーンの「シザー・ハンズ」
日本でも人気の英国人バレエ演出・振付家、マシュー・ボーンが手掛けるバレエ版「シザー・ハンズ」を見ました。
「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」といった古典作品に、前衛的な解釈を持ち込むことで全くの別世界を作り出してきた彼が今回演出したのは、1990年公開のハリウッド映画「シザー・ハンズ」。2005年に初演された際の大好評を受けて、今冬に再演されることになりました。
両手がハサミになっている人造人間のエドワードが、その特異な特徴を持ったことで生まれる周囲の人間との軋轢の中で、孤独を感じながらも生きていくという筋立て。エドワードの孤独が、映画版よりもずっと明瞭に、そして美しく描かれているように思いました。
マシュー・ボーンが手掛ける作品の多くは、ユーモアが散りばめられて、ときにほろっと泣かすという、なんだか日本人好みのストーリーとなっています。しかもそんな「笑いあり、涙あり」のストーリーが非常に現代的なセンスでまとめられているので、若者から年配の方まで、まさに老若男女の心を捉えるのかもしれません。
上演は1月17日(土まで)。
Sadler’s Wells
Roseberry Avenue, London EC1R 4TN
Tel: 0044 (0)20 7437 4370
チケット: 10〜50ポンド
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