新鮮な魚を求めてロンドンの築地へ

公開日 : 2012年05月19日
最終更新 :
筆者 : R. Andrews

料理番組を見ていたら、急においしい魚が食べたくなり、ロンドン南東部カナリーワーフにある

Billingsgate Market(ビリングスゲート・マーケット)に行ってきました。

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ここは東京でいう築地市場にあたる場所なのですが、カナリーワーフは再開発により誕生した金融街でもあるため、

昔ながらの市場の背景に高層ビルが立ち並ぶ、ちょっと変わった景観が見られます。

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大型スーパーでないと鮮魚コーナーがあまり充実しておらず、鮭やタラくらいしか置かれていないことも珍しくないので、国内外から集まる豊富な魚介類を前に気分が上がります。

例えば、

こんなカメラ目線の魚や、

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うつろな目をしたサメ、

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お歳暮のように箱詰めされた鯖など、

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見て歩くだけでも結構楽しい。

そしてこちらが、名物「Jellied eels」。「うなぎのゼリー寄せ」です。

ell

英国で18世紀に生まれた伝統料理で、煮込んだウナギを冷やし、ゼリー状に固めています。

安くて栄養もあり、かつては庶民の間で親しまれたようですが、今では一部のお店で扱われるのみ。コワいもの見たさで食べてみたのですが、うなぎなのに、ひんやりプルルンとした慣れない食感と、骨が気になってしまい、どうも苦手でした。

結局、無難にスズキと鮭を1匹ずつ購入。ゴミを捨てるときに使うような黒の大型ポリ袋に入れて、笑顔で魚を渡された時にはギョっとしましたが、英国流(?)魚市場の豪快さに触れた一日でした。

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Billingsgate Market

営業時間:午前5時から8時半

定休日:日・月曜日

住所:Trafalgar Way, London, E14 5ST

最寄駅:Canary Wharf

URL:http://www.cityoflondon.gov.uk/corporation/LGNL_Services/Business/Markets/Billingsgate+Market/

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