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イギリス/ロンドン特派員ブログ 旧特派員 R. Andrews

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2012年6月 4日

女王即位60周年水上パレード


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女王即位60周年水上パレード

エリザベス女王の即位60周年を記念する祝賀行事が始まり、昨日、ロンドンのテムズ川で行われた水上パレードを見に行ってきました。


日本でも生中継されていたようなので、既にご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、このイベントは、女王を乗せた王室船をはじめ、1000隻もの船やボートがロンドン南西部のバタシーブリッジを出発し、市中心部を通って、2時間ほどかけてタワーブリッジまで向かうというものです。英国君主が即位60周年を迎えるのは19世紀のヴィクトリア女王以来。推定100万人がその様子を一目見ようと河岸に集まったと言われています。


一昨日、レストランに行っても、買い物をしていても、お店の人から「明日どこで見る?」と聞かれ(完全に見ることが前提になってる)、国民の関心の高さを感じました。街も1ヶ月ほど前から、クリスマス商戦のごとくユニオンフラッグや王冠のデコレーションなどで華やかに飾られ祝賀ムード。高級デパート、セルフリッジには、パンツ一丁の男性モデルたちが、全身ユニオンフラッグ柄にペイントされポーズを決めていました。


そして当日。自分の女王ではないのに、街の雰囲気に触発されて、パレードを見ようと、国会議事堂の隣りにあるビクトリアタワーガーデンで朝8時過ぎから待機することに。友人の協力も得て、どうにか河岸最前列を陣取ることができました。国民行事ではおなじみの、女王のお面をつけた人やユニオンフラッグを頭につけた人たちがたくさんいました。

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隣にいた60代くらいの英国人女性2人組は、昨晩から場所取りをしていたそうで、寝不足のせいかかなりのハイテンション。パレード開始は14時半からでしたが、その前にも警察のボートなどが通過するたびに、「アオアオアオアオアオーーー」とインディアン風?な声を上げながら手を振ったり、「ヤッホーーーー」(と私には聞こえた)とやまびこ風の叫び声で気を引いたりと、楽しそうに時間をつぶしていました。屋外イベントのたびに思うのですが、この国の年配の方々は本当にタフです。


公園には巨大スクリーンも設置されており、女王が登場すると、大歓声とともに、まわりのおばちゃんたちが一斉にファッションチェックを開始。「ドレスを白にしたのは意外だわね」とか「あの帽子はちょっと個性的すぎないかしら。ダービーの時のものの方が好きだわ」など。どこの国も変わりませんね。


そしていよいよパレード開始。祝賀の鐘をならす船を先頭に、オーケストラを乗せた船やコモンウェルスの国旗を掲げたボートなどに続き、いよいよ王室船の登場です。

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中央、ゴールドの屋根の下に立たれているのがエリザベス女王とフィリップ殿下。その後ろにたたずむ、女王と同じ白っぽいドレスをきた遠目からだと若干紛らわしい女性がカミラ夫人です。さらにその後ろにはチャールズ皇太子、ウィリアム王子、そして真っ赤なドレスで船と同化してしまったキャサリン妃などがいらっしゃいました。これだけの規模の水上パレードが行われるのは、300年以上ぶりだそうです。

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タワーブリッジが開門し、王室船が通過してフィナーレ。スクリーンで下船を見守った後、駅へと向かったのですが、どしゃぶりの中、行く手を塞ぐ交通規制だらけの街には人があふれ、駅にもなかなか入れず、立ちっぱなし8時間の後に、痛すぎる仕打ちでした。今晩は、バッキンガムパレス前でエルトンジョンやポールマッカートニーらが出演するコンサートが開催されますが、さすがにもうクタクタなので、おとなしくテレビで鑑賞しようと思います。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2012年6月 4日
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      R. Andrews
      現地ライター。新聞やウェブサイトで執筆。広報代理店に勤務後、結婚を機に、2010年に渡英。現在、WSETワイン上級の資格取得を目指して勉強中。趣味は美術館巡りで、平日の朝の静かなテートモダンとその最上階にある眺めの良いカフェがお気に入りの場所。「天気が悪くてご飯がマズい」だけではない、長閑で刺激的なロンドンの様子を伝えます。

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