ギリシャ「アテネ貨幣博物館」・トロイア遺跡を発掘したシュリーマンの家

公開日 : 2018年05月02日
最終更新 :
筆者 : 小野雅子

ギリシャの首都アテネでは前回ご紹介したパナシナイコ競技場や、世界的に有名なアクロポリスの神殿群の他にも、他に類を見ない観光スポットが沢山あります。

1aruschu4.jpg

この建物もそのひとつ。かつてドイツ人考古学者ハインリッヒ・シュリーマンが、妻や子供たちと住んでいた家です。トロイアの伝説が実話だと確信して遂にその遺跡を発掘した彼は、ギリシャ人女性と再婚しアテネに居を移したのでした。

1aruschu3.jpg

現在では「アテネ貨幣博物館」となっており、入場料大人6ユーロ(2018年1月現在)で中に入る事ができます。ギリシャ、ローマなどヨーロッパの貨幣コレクションが中心ながら、日本の小判も数枚ありましたよ!

1aruschu.jpg

でも実は私、あまり貨幣に興味はなかったのですが・・・この建物の内装はシュリーマン一家が住んでいた頃とほとんど同じであるとガイドブックで読んだので、がぜん中に入りたくなりました。展示室以外でも、壁や天井や床のモザイクなどが見事です。

1aruschu2.jpg

場所は国会議事堂のあるシンタグマ広場から徒歩数分、大通りに面していて見つけやすい建物です。パルテノン神殿などとは違いサクッと入れる、ちょっと面白い「アテネ貨幣博物館」でした。

1aruschu1.jpg

アテネ貨幣博物館(Numismatic Museum, Athens)

住所:Omonoia 12, Athina 106 71, Greece

Tel:+30210-3632057

URL:http://www.nummus.gr/ht/mus_gen_en.htm

開館時間:火~日08:30 - 15:30(月曜休館)

筆者

イギリス特派員

小野雅子

在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。