再びロックダウンが開始されたイギリス 新型コロナ変異種の抑え込みなるか

公開日 : 2021年01月05日
最終更新 :
筆者 : 小野雅子

従来よりも感染力が強い新型コロナウイルス変異種のさらなる感染拡大を防止するため、本日2021年1月5日より再びロックダウン開始となったイングランド。

また連合王国を構成する他の3国スコットランド、ウェールズ、北アイルランドもほぼ同様の体制となりました。

5jan.jpg

具体的な内容は、昨2020年3月~4月に実施されたロックダウンに近いもの。生活必需品を扱う店(食品店、スーパー、薬局など)や銀行、郵便局などを除く多くの商店や飲食店、娯楽施設、スポーツジムなどは休業(公共の児童公園は例外)。

また学校は、キーワーカーと呼ばれる医療・救急従事者や教育者などの子供以外は、すべて自宅でのリモート学習中心になります(保育園は例外)。

現在発表されている限りでは、首都ロンドンを含むイングランドに関しては、少なくとも2月中旬のハーフターム(学校など教育機関の中間休み・今年は2月15日~2月19日が該当)まではロックダウン継続。そのあとの規制緩和については、状況を鑑みながらの決定となります。

現状よりもコロナ患者が増えてしまうと医療機関の対応が困難になるため、いわゆる医療崩壊を防ぐためのロックダウン。同時にオックスフォード/アストラゼネカ・ワクチンの接種も進め、その奏功に注目が集まっている現在のイギリスです。

筆者

イギリス特派員

小野雅子

在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。