ヨークシャーの老舗ティールーム「ベティーズ」でアフタヌーンティーを!
ヨークシャーの老舗ティールーム&ベーカリーとして有名な「ベティーズ」は、1919年創業。
現在はヨークなど5つの町でティールームを展開していますが、発祥の地はかつて湯治街として人気だったハロゲート。いわば「ベティーズ」本店です。
そこで私も先日、ヨークシャーに住む娘と一緒に行ってアフタヌーンティーしてきました!
コロナ以前は予約を受けないポリシーで、店の前に並ぶ人たちの長~い行列が名物でした。でも今は、アフタヌーンティーならば予約可能になったので便利。
ティールームは1階と2階(イギリス式の呼び方だとグラウンドフロアとファーストフロア)。予約した旨を告げたところ、2階に案内されました。
私たちが行ったのは午後1時頃で、ご覧のように盛況。しかしテーブルとテーブルの間隔に十分ゆとりを持たせ、快適なソーシャルディスタンスを保つよう配慮していました。
そして待望のアフタヌーンティー!
最近は凝ったビジュアルを売りにしているお店が多いなか、ここはその反対と言えるほど。正統派というか、味のクォリティーへの自信がうかがわれます。
サンドウイッチは左から時計回りにキュウリ&クリームチーズ、コロネーションチキン、ハム、スモークサーモンです。
薄切りパンは超しっとりで具のボリュームとのバランスが絶妙! ふたり分まとめて盛り合わせてあるのでひとつずつ、ぺろっと完食しちゃいました。
スコーンは、やや大ぶりでフルーツたっぷり。ソフトで軽ーい食感の生地は微かに甘みがあり、郷愁を誘うような優しい味です。もちろんクロテッドクリーム&ジャムも、ふんだんに添えて召し上がれ♪
ケーキは3種。レモンのマカロンにレモンカードのタルト、ベティーズのアフタヌーンティー定番のチョコレート濃厚ガナッシュ、アーモンドのケーキ。チョコの以外は、季節ごとに変わるようです。
飲み物のほうは私がアールグレイの紅茶、娘はコーヒーを注文。紅茶だけでなくコーヒーも銀のポットに入ってくるので、何杯もお代わりできてちょうどよい量でした。
その後はショップに寄るため、1階(グラウンドフロア)へ。半分は↑ティールームにもなっていて、予約せずに行列したお客さんはこちらに案内される確率が高いようです。
こちらがショップ。ケーキやスコーン、クロワッサンなどフレッシュな商品はカウンター(および透明プラスティックのパーティション)越しで店員さんに注文します。
いっぽう棚に並んでいるのは、賞味期限の長めなお菓子(箱入り・缶入り・チョコやファッジなど)、紅茶やコーヒー。
「テイラーズ・オヴ・ハロゲート」や「ヨークシャー・ティー」のブランドも同グループ企業に属するだけあり、紅茶やコーヒーの種類も豊富なんです。
季節ならではのお菓子もいろいろ。ハロウィンの後はクリスマス、そしてバレンタインやイースターと四季折々のスイーツが、おうちティータイムを更に楽しくしてくれますね。
私たちがお店を出たのは午後3時頃。行列は短くなっていたものの、まだ10人くらい並んでました。だから「ベティーズ」でアフタヌーンティーするなら、ぜひ予約して行きましょう。
ご予約はこちらのウェブサイトからどうぞ!
筆者
イギリス特派員
小野雅子
在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!
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