サリー州の可愛い街・ゴダルミン
先日、親戚を訪ねてサリー州南西にある街ゴダルミン(Godalming)に行きました。とても可愛らしい街だったので、その様子をご案内しますね!
ここは古くからマーケット・タウンとして栄えた街。ちょっと変わった街の名前も、アングロサクソン人によって「ゴドヘルム一家の土地」と呼ばれたのが由来だそうです。
今も残る建物は1800年代以降のものが多いものの、街並みには中世っぽい面影を遺しているのが素敵。店先に実物大のヒツジ置物が出迎えてるのは、カーペット屋さんでした♪
そんな長い歴史を誇るので、街中にはゴダルミン・ミュージアムという郷土史館も。規模は小さいけれど、入場無料なのでサクッと見てみるのに最適です。
ミュージアムの庭園にはテーブル席が幾つかあり、まるで隠れ家のように寛げるのもマル。
この街の教区教会(Parish Church)は、聖ピーター&聖ポール教会。
元はアングロサクソン人の教会があったらしく、820年頃に刻印された石材も残ってるそうです。今ある建物の大部分は、13世紀以降に築かれたもの。
街なかを流れるウェイ川のほとりには、フィリップス・メモリアル・パークという公園があります。
これは伝説の豪華客船タイタニック号の無線士として、船が沈むまでSOS信号を打ち続けたジャック・フィリップスという人がこの街の出身だったため、彼の名前を冠しているのです。
公園の真ん中にある音楽堂では夏の間、毎日曜日にファミリー向けの野外コンサートが催されます。気持ちのよい芝生でピクニックがてら、のんびり家族連れで楽しみたいですね♪
豊かな自然に囲まれ、周辺には評判のいい学校も多い街。ロンドンへの通勤圏でもあるため、人気があるのも大納得のゴダルミンでした!
筆者
イギリス特派員
小野雅子
在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。