イギリスにきたら行くべきおすすめ世界遺産②グリニッジ天文台

公開日 : 2017年07月03日
最終更新 :
筆者 : ぽちこ
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グリニッジ天文台とは

グリニッジ天文台とは、世界の基準時刻を発信していた歴史ある王立天文台。

1675年グリニッジに創立。 1884年ここを通る子午線が経度0°の本初子午線とされ,全世界がこれにならった。

1998年、天文台としての活動を終了。

現在は観測機器はなく、史跡として維持されている。

<写真>PRIME MERIDIAN:本初子午線

この線を跨いで撮るのがお決まりポーズ!!

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現在の国際地球回転基準系事業(IERS)による本初子午線は、東に102.5メートルずれている!!

という事で、実際にスマートフォンについているGPS機能を使って計測してみました。本初子午線の線より丘を東に歩いたところで計測して見ると、確かにゼロ地点がありました!!!

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当時使われていた様々な観測器具や、天文台長たちの生活をうかがい知ることができる品々が多く展示されていました。

無料のオーディオガイドも手渡されますが、日本語非対応なので、事前に調べてから行くと、理解も深まる為、有意義な時間が過ごせるのではないでしょうか?

写真はオクタゴンルーム。St. Paul大聖堂でも有名なクリストファーレンデザインの美しいお部屋。

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太陽観測に使われていたカメラの原型で,中に入って見学することができます。カメラにより映し出される丘のふもとの美術館は、天候により見えないこともあるようです。そして,カメラ・オブスキュラの外壁に*エドモンド・ハレーの本物の墓石埋め込まれています。*天文学者、第2代目グリニッジ天文台長

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時を告げる赤い玉

"Time ball" 日本語では報時球と呼ばれる赤い玉が、天文台の屋根に取り付けられ、

1833年から今に至るまで、正確に時を告げています。

時計が普及していない時代、人々はこれにより時を知ることができたそうです。

12時55分から上昇し、58分に最上部に達し、13時に落下します。

現存する世界の時報球は数える程しか残っていないそうです。

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グリニッジ標準時を一般に公開した最初の時計

The Shepherd master clock

1852年にグリニッジ天文台に設置。

1893年まで、この時計は英国の時間システムの中心でした。

その「時間」は、電信でロンドン、エジンバラ、グラスゴー、ダブリン、ベルファストなど多くの都市に送られました。

日常生活への正確な時間の分布に関しては、これまでに作られた最も重要な時計の1つです。

詳細

場所: Blackheath Ave, London SE10 8XJ, England

営業時間: 10am-5pm. 休館日 12月24-26日

最終入館時間:4.30pm

料金

大人£9.50

子供£5

公式ホームページ

ロンドン市内からの行き方

◉電車で:Bank stationから10駅目28分Cutty Sark station(DLR line)から徒歩18分 (£2.90)

◉フェリーで:Bankside Pierから6駅30分 Greenwich Pierから徒歩18分 (£6.50)

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*天気が良ければフェリーからロンドン観光もできて楽しさ倍増♡

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