旧1ポンド硬貨 使えなくなる?!"£"

公開日 : 2017年09月20日
最終更新 :
筆者 : ぽちこ

新しい"£1硬貨"が2017年3月末に発行されてから、約半年。

10月15日を持って、旧1ポンド硬貨での支払いはできなくなります。

街のお店やレストラン等、一切受け入れてもらえないと考えてよいでしょう。

万が一手元に残っていた場合や、お店のお釣りで知らずに受け取ってしまった場合は、

イギリス内の銀行にて換金可能ということです。

2017年5月に新5ポンド紙幣の流通による、旧5ポンド紙幣が法廷貨幣ではなくなりました。

また、今月2017年9月に新10ポンドの流通開始により来年春に、

旧10ポンドでの支払いが不可能となります。

2020年は新20ポンド紙幣が登場予定だそうです。

イギリスでは偽造通貨が横行しており、1ポンド硬貨においては30枚に1枚偽物が存在する

と言われています。

余談ですが、50ポンド紙幣は、小さな商店等では受け取りを拒まれることも多く、

通常の生活で目にする機会は全くと言ってよいほどありません。

ATMからも引き出せません。珍しく持っていると、カジノで勝ったのか?と聞かれます。笑

1ポンド硬貨に隠される技術の数々

世界的にも最先端の技術を駆使し、偽造通貨の作成を困難にさせています。

*12角形

*2種類の金属を使用

*ホログラム風デザインを一部採用

*非常に小さい文字を使用

*角の縁には交互に溝を掘る。

偽造通貨防止の為に、最新の高い技術を織り込んだ硬貨なのです!!

1ポンド硬貨デザイン

イングランド:ローズ、ウェルッシュ:西洋ネギ、スコットランド:アザミ、北アイルランド:クローバー

イギリスの伝統的な植物が描かれています。

公募で選ばれた15歳の少年のデザインが採用されています。

左)旧 右)新

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the royal mint HPより新1ポンド硬貨

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Bank of England HPより 新10ポンド紙幣

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