コロナと戦う看護師さんへ届け。町なかに広がる虹の応援メッセージ
新型コロナウイルスへの対応が長期化するなか、第一線で活躍されている医療従事者の方々に、心からの感謝の気持ちを込めて。今回の記事ではロンドン市内で見つけた、NHS(※)で働く医療従事者へのエールを紹介します。
※NHS(ナショナル・ヘルス・サービス)とはイギリスの国営医療制度。イギリスに住む人なら誰でも、医療費を原則無料で病院を受診できます
NHSで働く方々を応援するマークとして、イギリスでは虹のイラストが使われています。今ロンドンの町を歩いていると、子供から企業、行政まで、国を上げてキーワーカーをサポートしようとする思いが伝わってきます。
▽家やパブの窓に貼られた虹の絵とメッセージ
新型コロナウイルスの流行が始まったときも、テレビや広告で「Stay at Home, Protect the NHS」(家に居て、NHSを守ろう)というスローガンが何度も目に入り、NHSが国民に愛されていることがよくわかりました。
△道路や駅に描かれた虹のペイント
ロンドンのメインストリートであるOxford streetには、キーワーカーへの感謝を表す旗が延々と続いています。
風刺のアートで有名なバンクシー(Banksy)も、子供がヒーローのオモチャをしまい、ナースの人形で遊んでいる様子を描いています。
そのほかにもいろいろな飲食店が、NHSで働いている方の飲食費を20%〜半額にしたり、スーパーの会計列に医療従事者用のファーストレーンをつくるなど、さまざまな形でキーワーカーを応援しています。
新型コロナウイルスに感染したジョンソン英首相が入院していた病院の前にも、花のオブジェが設置されていました。
旅行も気軽に行けなくなり精神的にも落ち込みそうになるところですが、たくさんの虹のマークを見ていると、わたしまで元気が出てきます。
筆者
特派員
ふじはる
おいしい香港グルメを求め日々を過ごしています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。