ロンドンロックダウンTier4への移行決定、ルール詳細

公開日 : 2020年12月20日
最終更新 :
筆者 : ふじはる

 12月19日、ジョンソン首相は官邸で記者会見を行い、12月20日(日)より、イングランド南東部における新型コロナウイルス感染拡大防止のための制限に関する階層をこれまでのTier3からTier4とすることを発表しましたので、以下、在英日本大使館からのお知らせを転記いたします。

 ジョンソン首相の発表について原文をご覧になりたい方は、次のリンク先の英国政府ホームページをご覧下さい。

https://www.gov.uk/government/speeches/sharp-rise-in-coronavirus-numbers-and-a-new-variant

 以下の本文で述べるTier4地域における制限の詳細につきましては、次のリンク先もご覧ください。

https://www.gov.uk/guidance/tier-4-stay-at-home

1.新たな制限措置の主要点

(1)これらの地域の居住者は、仕事、必要不可欠な活動、教育など合理的な理由がある場合を除き、家にいなければならない。

(2)必要不可欠でない小売店、屋内ジム、レジャー施設及びパーソナルケアサービスは閉鎖しなければならない。

(3)可能であれば在宅勤務をしなければならないが、それが不可能な場合、例えば、建設や製造といったセクターでは仕事に行くことが許される。

(4)法的に認められた理由以外でTier4地域の内外への移動は行うべきでなく、これらの地域の居住者は外泊してはならない。仕事目的等の限られた例外の場合を除き、海外渡航は認められない。

(5)人々は、屋外の公共スペースにおいて他の世帯の1名としか会うことができない。

(6)共同礼拝は引き続き行うことができる。

2.この措置の次回の見直しは、12月30日の予定。

3.クリスマス・ルールについて

(1)Tier4地域の居住者は、家族以外の人と交流すべきではない。ただし、孤立のリスクが高い人々に対するサポート・バブルはそのままとする。

(2)その他のイングランドの地域では、3世帯の交流が許されるクリスマス・ルールは、先般設定した5日間(12月23日~27日)ではなく、クリスマス当日の25日のみに限定される。

以上、ロンドン最新のロックダウン情報について、大使館からのお知らせを転記しました。(大使館から書面での転記許可を頂いております)

筆者

特派員

ふじはる

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