【コロナ禍帰国】空港出るまで6時間!羽田到着・検疫・隔離施設までの流れ。書類やアプリの事前準備のポイント

公開日 : 2021年06月11日
最終更新 :
筆者 : ふじはる
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親族の事情でやむを得ず、2021年6月9日~7月7日の間一時帰国をすることになりました(そのうち半分以上は隔離期間ですが)。今回は羽田空港到着から出国、隔離先ホテルに到着するまでの体験をまとめました。

●14:20 羽田到着(現地時刻)

飛行機が羽田空港に到着しても検疫官からの指示があるまで立ち上がったり、頭上の荷物は取れません。国際線を乗り継ぐ乗客が先に降り、そのあとファーストクラスから順に飛行機を降ります。航空券はあとで何度もチェックされるので、降りるときに捨てない方がいいです。

●飛行機を降りる

乗継がなく、羽田で検査を受ける人(私のときは合計12名でした)が飛行機を降りるまで待ち、検査場へ出発します。検査場が混んでいるらしく、15分ほど蒸し暑いロビーで待ちました。機内でもらったお水持ってきてよかった。

●14:54 移動

係員に連れられ書類検査場へ向かいます。最初のチェックポイントまで700mくらい歩きます。ちなみに飛行機を降りてから唾液検査結果を待つスペースに着くまではお手洗いに行ける雰囲気ではないので、機内で済ませておくのがよさそう。

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●陰性証明書回収

イギリスでのcovid検査結果を印刷したものを提出。印刷していない人は確認にとても時間がかかっているようでした。

●書類確認

左手に大きなタグをつけられます。ここからパスポートと各種書類、航空券を何度もチェックされます。一度書類チェックが終わると100m程離れた次のブースで再度パスポート&書類チェック。これを何度も繰り返す。たまに書類を抜かれたりします。疲れもあり何をチェックされているのかわからないまま、前に進んでは書類を出し続けます。

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●唾液検査

ここからは写真撮影禁止となっていました。再度パスポートと健康調査の書類をチェックされ、メディアでよく見る梅干しとレモンの写真が貼られた唾液検査のブースに案内され、検体が溜まった人から提出できます。同じタイミングで隣ブースに少年。どちらが早く終わるかバトルの気持ちで臨みました。負けましたが。

●アプリ確認

続いては隔離中、政府からトレースされるのに必須のアプリ3つがダウンロードされているか確認されます。アプリが入ってるかスマホ見られて確認されたり、設定を変更されたりします。アプリはwifiがある自宅などでダウンロードしておくのがいいと思います。

●メールアドレス確認

ブースに案内され、登録メールアドレス宛にテストメールを送られます。隣のブースの人は5分以上届かないようだったので、空港に着いたらすぐ羽田空港の無料wifiに繋げて、自分にテストメールを送って確認しておくことをおすすめします。

●自己隔離先確認

次のブースに案内され、書類に記載した宿泊先の確認をされます(ホテルか自宅か、ホテルの場合はホテル名や宿泊日数も)。なんと私は隔離日数の計算を間違っていて、ホテル1日追加予約&飛行機を取り直すことになってしまいました。隔離最終日の夜24時までが隔離期間らしいので、お気をつけて。

●17:53 検査結果が出る

ようやく自分の検体番号が呼ばれ、陰性であることを確認。ピンクの陰性証明を受け取ります。検疫所の隔離施設に向かうためのバスに乗る手続きをします。私の場合は同じ飛行機に乗っていた人たち全員が同じホテルに宿泊するようです。正確ではないですが、2時間以上はパイプ椅子に座って待った体感でした。待ち時間の館内放送で何度も〈隔離施設は政府が費用を負担します。wifiも無料で使えます〉と聞かされます。

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●18:40 出国

同じホテルに宿泊する人全員が揃うのを待って、出国手続きに進みます。カウンターに到着するまでに4回ほど、陰性証明を係りの方に見せながら進みました。出国が終わると飛行機の預け入れ荷物を受け取り、皆でバスに進みます。

●18:52 バス乗車

隔離施設に向かうバスに乗車。6日間の完全監禁の魔境に向かうバスなのに、乗れるとなぜかホッとします。検疫所の指示が出るまで発車できないようで、10分ほど待ちました。

●19:36 ホテル到着

私の今回の政府指定の隔離先である「アパホテル横浜ベイタワー」に到着。土日だともっと混むかもしれません。子供がいる家族以外はバス前方に座っている人から案内すると伝えられます。先に到着していたバスもあり、そちらの案内が終わるのを待ってからの案内でした。

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●20:22 部屋に到着

部屋に到着。いわゆるビジネスホテルのとても小さい部屋ですが、夜景は最高でした。ホテルの部屋や監禁生活の様子は追って更新していきます。

今回の出国。私ひとりで荷物もそんなに多くないにもかかわらず、かなり疲れました。日本到着から隔離施設に着くまで6時間ほどですが、体感ではもっと長くすら感じました。とにかく待ち時間を楽しめるようにゲームや本を持っていくこと、アプリなどは自宅で事前にダウンロードしておくこと、隔離施設へ向かうバスは前方に座ることを強くおすすめします。

筆者

特派員

ふじはる

おいしい香港グルメを求め日々を過ごしています。

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