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イギリス/ロンドン4特派員ブログ パーリーメイ

イギリス・ロンドン4特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


イギリス北部、ヨークシャー州の都市、ヨークに行くよ、と言うと皆口を揃えて「あー、こじんまりとして可愛らしい街よ〜。教会がイイわ。」と言っていました。

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イギリスの特急列車事情

ユーロスター等、ロンドン発着の特急電車が集まるターミナル駅、セント・パンクラスを出てすぐの、キングズクロス駅からアズマ Azuma という、もしや日本の鉄道なんでは⁈と勘違いしそうな名前の特急列車で二時間ちょっと、夕闇迫る頃に到着しました。特急列車に乗るイギリス国内旅行は初めてなので、ちょっとワクワク。

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事前に印刷したチケットを改札にかざし指定席に座りましたが、4歳以下は無料との事でラッキー?ですが、その分席もなく‥この年齢まで一席ないのもどうか、とも感じますが幸い上の子の分はあったので、子供二人で一席になんとか座れました。

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一等列車には、何やらティーカップまで座席のテーブルにセットされており、スコットランドのエジンバラまで行く列車なので、そういう長距離移動には良さそうでした。途中、乗車券チェックで車掌さんが来たり、ドリンクとお菓子を売るワゴンが行き来したり、まぁ、日本と同じです。乗車券は無くさないようにしないと罰金を取られてしまいますのでご注意を。


ヨークの市バス

普段ロンドンではバスに電車と、乗り物系は何でもオイスターカードというチャージ型パスが必須なんですが、これ、言ってみれば関東圏のみのSuicaみたいなモンで、地方に出ると途端に一切使えなくなります。ヨークも勿論、例外なく。

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ホテルまでは市バスで向かったのですが、乗り方がわからないので最後尾について他の乗客を凝視していると、何やら皆、携帯画面のバーコードを表示させて並んでいます。そして、乗車する際にピッとやっています。私達はインストールしていないので、アナログに運転手さんに人数を伝えます。子供はタダで、大人一人2ポンド(約280円)ずつ、コンタクトレスの銀行デビットカードで支払いました。車内はWi-Fiが使えます。10分もしないうちに、商店が並んだ少し賑やかな街に到着しました。


夜は満席注意のレストラン街

ホテルに荷物を置き、何はともあれ夕飯を、と思ったのですが‥通ってきた感じ店数が少なかったので、念の為に予約を入れようと目ぼしいお店に電話をすると‥。


ことごとく満席、あるいは二時間後なら空いている、のどちらかで惨敗でした。違う通りに出てみると、素敵そうなレストランやバーが案外たくさん出ているではないですか!けれど、一見空いていても、そのどれもが予約済み。小さい街とはこういう事なのか、と愕然としました。近くにスーパーのテスコ・エクスプレスを見つけ、少し安心したのと同時に、いやいや、初日にそれはないでしょ、と慌てて頭を降りました。


レストラン難民の救世主スパーク

空腹を抱えながら街をさまよっていると、なんやら賑やかな音楽とざわめきが聴こえました。スパーク Spark という、フードコート形式の半屋外ビルでした。

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屋台のような飲食店が寄り集まり、座席は空いている好きなところに、という、セルフ型のアレです。これでようやく食べ物にありつけます。しかも、失礼ですが意外にも⁈利用したお店はどこもかなりの味で、まるでレストランのようでレベルが高いので驚きました。


お薦めは、ピザ屋さんの Crazy Me とバーガー&チップス屋さんの Duke of Reuben York。ピザ屋さんは現金しか払えないのがたまに傷ですが、あの焼き立てアツアツと、見た事も味わった事もない、マッシュルームにトリュフオイルにマッシュルームケチャップという、キノコだらけでソースの甘みとチーズの塩気が絶妙の The fun guy という名のピザは外せません。

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もう一つのバーガー屋さんでは、フィッシュバーガーを頼んだのですが、まず、バンズがプリュッツェルの生地というだけで、もう珍しい。しかも、すっごく硬そうと思いきや、予想外に中の生地はフワフワ、皮の部分もカチカチでない、程よい硬さ。

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肝心のお魚は、衣が分厚くて硬すぎる大味の店もある中、こちらのはフリッターがサクサク軽い歯触りで、白身魚もしっとり柔らかい。付け合わせのグリーンピースのマッシュも、缶詰ではなく、いかにも自家製っぽい、おそらく味付けナシの自然な甘み。これらがはみ出るほどぎっしりとパンに挟まれているのです。こんなバージョン、見たことも食べた事もない!


どちらも一つ8ポンド(約1125円)で、他のお店も大抵これくらいが相場でした。おかげでようやくお腹を満たす事ができ、ヨーク初日は上々で?幕を下ろしたのでした。

Spark:York
住所: 17 - 21 Piccadilly, York, YO1 9PB
営業時間: 火-木 10時〜22時 金-土 10時〜23時 日- 10時〜20時
URL: https://www.sparkyork.org
ツアー

2019年10月20日

最近でこそポンド安で日本からの英国旅行はおトクになっていますが、我が家が渡英しようとしていた2017年はまさかのEU離脱が決まってしまった頃。先が見えないけれど、なんとなく経済が悪化してただでさえ高いと聞いている物価が更に上昇するのでは、と漠然とした不安を抱いていました。離脱によってEU諸国からの輸入品が滞ったり、関税率が上がって価格に反映されてしまうのではないか、など。

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実際イギリスに越して来たばかりの頃は、値段が気になってスーパーで買い物をするのもこわごわで、購入後は毎回レシートと睨めっこ。相場が知りたくて、その後数ヶ月は各スーパーのレシートを捨てずに保管していた程でした。


生活上の必要経費

その他初期費用として、携帯電話を現地仕様に新調して携帯会社と契約したり、何はともあれのインターネット接続代金、光熱費及びテレビを観るにもテレビライセンス代が基本料金に組み込まれていたり、次々と「請求書の嵐」に見舞われます。そのどれもが案の定お高く、時は電力、ガス自由化、IT業界の価格競争と、消費者にとってより便利で価格の選択肢にも恵まれそうな、変革期真っ只中のデフレにっぽんからホヤホヤで出てきたばかりの身としては、これらイギリスの諸経費全てが理不尽に高い!

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気がして悶々としていたのです。価格競争という面では、電力・ガス、携帯会社といった業界では競争は激しい方で、調子に乗って毎年値上げをしてくる電力会社に業を煮やして、その都度別会社に乗り換えるというツワモノもいるようですが、現地初心者の外国人にはハードルの高い所業。実際我が家の光熱費も噂通り、順調〜に値上げをされ腑に落ちないので、今年はついに某業界大手から新興別会社に乗り換えました。


脳の勘違い?物価高に慣れてしまう

と、こんな調子で当初は一々日本円に換算しては「これは高い」「これは意外にそうでもないな」などと真剣だったのですが・・


易きに流れる私はしばらくすると、あれだけ拘っていた日本円換算をいつの間にかやめており、とあるマジックにかけられてしまうようになりました。渡英当時1ポンドは150円弱で推移していたのですが、(現在約137円)見るもの全てが1ポンドやら10、100・・と、アレ?なんだか数が日本円より小さくて、そんなに高くはないかしら??

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なぁんて、単なるマヤカシを脳が受け入れ始めてしまったのです。これを私は「1ポンドマジック」と命名したのですが、特にスーパーで、その有難くない威力が発揮されます。青果コーナーではひたすら£1という値札に惹かれてしまい、精肉コーナーでは「三つで£10」、お菓子売り場では「二つで£3」等と書かれたものにめっぽう弱く、欲しくもない物まで条件を満たす為にカゴに入れてしまう羽目になります。

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そして、後日クレジットカード会社から来る日本円での決済に、未だに毎回軽く血の気が失せるという、お決まりの結果が待ち受けています。現在ではポンド安のお陰で逆にアレ、こんなもんでいいの?と嬉しい驚きも多くなりましたが。


それでもやはり、一回の買い物金額としては、日本よりお高いワ‼︎

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皆さんも、どうかこの魅惑の1ポンドマジックに惑わされて衝動買いしないよう、密かにお祈り申し上げます。


2019年10月12日

買い物でちょくちょく行くクロイドン(関連記事)地区のコールズドン Coulsdon という町、まず、イギリスによくありがちな、「なんでそれでその読み方なの・・」という典型です。コールズドンとしないと、ネットの検索に全くかからないのでこう表記していますが、実際はクースドンと呼びます。イギリス英語は本当に、語彙から読み方まで何かと違って、慣れるまで時間がかかりました。

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さて、そんなクースドンにはクロイドン中心部側から入ると、我々には馴染み深いホンダのバイクを沢山取り扱っているバイク屋さんが出迎えてくれ、中華やハンバーガー、ケバブ料理店、ピザ屋などが並びます。スーパーも規模は小さいものの、高級ウエイトローズや庶民派テスコ(関連記事)の小型店、そしてここらでは大型のドイツ系格安スーパー、アルディも控えています。


お洒落な店構えのサイコ・カフェ

そこにある日、見慣れない小綺麗なカフェを発見したのが去年の6月。ロンドン都心部のコーヒー文化を郊外に広めたい、と新規開店したオーガニック系カフェ店だったのです。気になったまま時は過ぎ、ようやく先日入店してみました。その日は買い物もまだだというのに、お洒落な看板と店構えに惹かれ、フラリとそのサイコ CyCo カフェに吸い込まれてしまいました。

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レジカウンター横にある美味しそうなケーキは、オーナーシェフの妹さんとお祖母さんの手作りという事で、目移りしましたが少しでもカロリーの罪悪感から逃れるべく、目に付いたヴィーガン仕様のブラウニーが珍しかったので頼みました。飲み物はお店のコンセプトからして、ロンドンのブランド店から仕入れているというコーヒーがウリのようなので、ブラウニーとも合うし、是非ともコーヒーを賞味したかったのですが、喉が乾いていたのもあり、どうしても気分はもう一つの看板商品、フレッシュスムージーに軍配が上がりました。

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お洒落なカフェにはよくあるケースで、ケーキもそうですが、バゲッドサンドなどが置かれている隣の冷蔵ケースにも、種類や数はあまり揃っていません。スイーツ類は信頼あるこだわりのあるところから外注、サンドイッチは店内で朝から新鮮な材料で作っているせいで、売り切れたらお終いなんだと思います。


それぞれにくつろぐお客さん達

さて、通りを眺めるべくしっかり窓際に席を陣取ると、横の席には店員さんとお喋りを楽しむ親子が、のんびりと午後のひと時を過ごしていました。奥には新聞片手に長居をしていそうなオジさん、そしてある若者が入り込んできて、一言二言何か言った後、何故か紙コップだけ持って去って行きました。その時は、店員か関係者が仕事に使うのかな、ぐらいにしか思わなかったのですが、その後店を出て驚きました。なんと、その若者がすぐそばの歩道に腰降ろして、貰ったばかりのお洒落な、土に還せるお店こだわりのエココップを両手で差し出しているではないですか!

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郊外ではあまり見かけないのですが、どうやら若いホームレスのようです。こちらのカフェのオーナーは、五つ星ホテルや三つ星レストランで修行した経験を持つ、若きクロイドン地元のシェフです。それ故、豆やパン、野菜や肉などの素材にこだわり、ヴィーガンフードやグルテンフリー製品も用意し、店内で使用する容器は地球環境に配慮したものを特注するなど、何かと魅力が多いです。また、地域の人々に喜んで貰える、地元密着型のお店を目指してきたそうです。店内の様子を見て、常連客が多いという話にも納得ができる、居心地のいいお店でした。

CyCo Cafe
住所: 136 Brighton Road, CR27DL Coulsdon
営業時間: 月曜から金曜 7時〜18時、土曜 8時〜17時、日曜 9時〜16時
アクセス: 鉄道 Coulsdon Town 駅より徒歩5分
URL:https://m.facebook.com/cafecyco/?utm_source=tripadvisor&utm_medium=referral

2019年10月 5日
2019年9月28日
2019年9月21日
2019年9月14日
2019年9月 9日
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  • 特派員プロフィール
  • ロンドン4特派員

    ロンドン4特派員
    パーリーメイ
    現在海外在住二ヶ国目、イギリスのロンドン南部、クロイドンに2017年より家族で住んでいます。初めて暮らす土地、慣れない頃の初歩的な過ちや素朴な疑問を交えながら、フレッシュなうちにお届けします。ロンドン都心部とは違った、郊外ならではのホッコリするような地元ネタを中心にその他の地域、国々の旅ネタも満載します。息抜きは、おウチでタイ語ヨガ(タイ語のヨガ番組を観ながらするヨガ)です。 DISQUS ID @disqus_FJ7ATyjbdg

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