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イギリス/ロンドン4特派員ブログ パーリーメイ

イギリス・ロンドン4特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


私自身は運動会と言えば秋が定番だった世代ですが、最近は温暖化の影響で春の5月に行われるところも増えていますね。今年はそれでも真夏日だったこともあり、一体いつすれば良いのかと頭を悩ます学校もあるようです。ここイギリスでは、6月が運動会シーズンで我が家も補習校と現地校と二週に渡ってありました。連日じゃなくて良かった・・!

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イギリスの6月はどんな気候?

春が来ても中々ダウンジャケットをクリーニングに出せないほど肌寒い日が続くイギリスにおいて、6月は澄み渡った空が明るくようやく初夏の到来を感じさせる時期です。梅雨は特にないのですが、季節の変わり目のせいか例年まるで日本の梅雨のように、それもスコールのようなザーザー降りの雨が朝から晩まで続く事があります。先週も丁度そういった週で、晴れても次の瞬間また大雨が降ったりと毎日天気予報との睨めっこでした。

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お弁当ナシの補習校運動会

補習校の運動会が開かれる前日までこんな調子で、学校関係者の方々も気を揉んでいたかと思いますが、当日は去年に引き続き紺碧の空!日本のように校長先生の挨拶や選手宣誓から始まり、玉入れやリレー、かけっこ、大玉転がし、親も参加の綱引きと続きます。

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服装は一応赤組は赤っぽいシャツなど、という指導はありますがイギリスは晴れていても湿気が少なく、風も強く肌寒いので長袖を羽織ったり帽子も赤白帽はないのでバラバラです。


日本での運動会の何が大変かと言えば、お母さんとしては何と言ってもお弁当作りではないでしょうか。私も幸い一度しか経験していませんが、その日は天候が不安定で中止になる可能性もあったので、ただでさえ時間がないのにお弁当の仕上げに取りかかれず、結局開催される事になったので慌てて準備し、台所も自分も何やらメチャクチャなまま飛び出した覚えがあります。


その点、補習校の場合は普段の授業時間に合わせた範囲内での開催で、何より「飲食禁止」なのでお弁当を持参しなくてもいいのです!人によっては寂しい、つまらないと思う方もいるかもしれませんが私にとっては大助かりです。


敷地を移動して開催の現地校運動会

日本の場合、どんな小さな学校でも?自校の運動場で開催されるのが普通かと思いますが、我が子が通う学校には満足な校庭がないので、どこかのフィールドを借りて開かれます。今年は去年と違い、関連校である中学校のフィールドで行われました。小さくても敷地内でチョロチョロとささやかにやるのかと思っていただけに、一転大きさのギャップに驚きです。

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日本や補習校の場合は他学年入り混じり交互に種目が組まれていますが、我が子の学校では学年ごとに競技が行われるので、現地での集合時間が親も異なります。小さい学年から始まるので、高学年の子供達は通常通りの登校で時間になるとスクールバスで現場に向かいます。が、兄弟がいる場合、授業には出ずに兄弟の参加種目の時間から現地で待機していても良いのです。自分の種目が終わると、学校に戻っても残って親と一緒に帰宅しても良く、初年度などは皆どうするのかイマイチ掴めず戸惑いました。


今年はもう大筋を掴めているので気も楽で、学校には行かせず直接現地に向かい現地解散というパターンにしました。服装は、学校の体操着に学校指定のサマーキャップです。競技は基本的に全て個人種目ですが、グループは四つのカラーに色分けされ、個人の得点がチームに加算されていき総額を競う方式になっています。スポーツマンシップにのっとって、上の学年からは競技後に毎回各選手と一人ずつ握手をするのが印象的でした。

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障害物競争、徒競走などは日本と似たようなものでしょうが、幼稚園生にはテディベアレースという種目があり、クマなどのぬいぐるみを持ってかけっこをするんです!ウチにあったのを何も考えずに持たせたのですが、他の子を見て、小さい方が有利だという事に残念ながら後で気付きました。


もう少し大きくなると、障害物競争や幅跳び、槍投げなんて種目もあり、より良い記録を出した生徒が決勝戦に進むという、日本にはないタイプの種目もありました。ママさん、パパさんレースもあり、去年はサンダルだからという理由で逃れた私も、今年は「裸足で走れ」と言われ、唯一本当に裸足で参加しました。全力疾走なんて高校生ぶりですが、爽快で笑いがこみ上げてきて実に健康的ですね。直後にもう軽い筋肉痛がありましたが。

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フィールドでの飲食は可能で、イギリス人のお得意ピクニックよろしく、レジャーシートや本格的なアウトドア用の椅子などを持ってきて、お昼前から早々に皆ムシャムシャやっています。


父兄の参加模様

開催は平日にも関わらず、 学校行事に重きを置く外国人文化で?夫婦揃って応援にきている家がほとんどで驚きました。なかには母親が出勤でおらず、父親が会社を休んで参加というパターンもありましたが。格好も、運動会なんてカジュアルに決まってるでしょう、という考えは私だけ(日本人の?)の思い込みだったのでしょうか。お母さん方はサングラスに麦わら帽子、ワンピースといったやけにリゾート風だったり、お父さん方はチノパン、サマージャケット、革靴にパナマ帽まで!という人もいて、こんなシーンでもオシャレ過ぎる!!(おそらく午前休をとったお父さん達で、午後から出勤なんだと思われます。)何はともあれ今年もお天気に恵まれて、無事両方の運動会を終える事ができ、良かったです。


2019年6月24日

イギリスの母の日は日本と異なり変動制で今年は3月31日でしたが、(関連記事)父の日は同じく6月の第三日曜日、今年は16日です。

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父の日を盛り上げるスーパー

6月に入ると俄かに父の日 (Father’s day) コーナーで賑わい始めます。スーパーでも、あまりにも入ってすぐの所に特設コーナーが設けられているのでこれまで一度も祝った事がなかったにも関わらず、今年はつい誘われるようにカードを夫と父親用に計3種類も衝動買いしてしまいました。

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カード以外にもお父さんをモチーフにしたTシャツや靴下、ビアジョッキ等が陳列されています。


父の日当日の過ごし方

父の日当日は、上記のようなお父さん向けのプレゼントを贈ったり、有意義な時を共に過ごしたり、それも出来ない場合は電話、手紙やカードで連絡を取ったりするのが一般的なようです。これら以外に、とある雑誌では以下のようなテーマを話題に父親と過ごす事を提案しています。(出展:June 2019 Costco Connection)


父と過ごしたお気に入りの想い出
父から学んだ事
父の癖や口グセ
父を思い起こす歌や本、場所、映画など、その理由と共に
以下、省略

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(出展:June 2019 Costco Connection、Take stock May-June 2019)

中でも個人的に心に響いたのは、「以前は聞く耳を持たなかった忠告やアドバイスを、後に受け入れた事」です。親の心子知らず、子供の頃は親の注意は煩わしいだけと感じる事が多いものですが、大人になってから以前に言われた事の意味や重大さ、有り難みを感じる事も多いのではないでしょうか。


我が家の過ごし方

我が子が学校で習ってきた限りでは、母の日は父親が朝食を作ってベッドまで運ぶのが通例のようですが、父の日にも当てはまるようです。アメリカも同じ日のようで、ニューヨークのラジオ番組でも今週はしきりに父の日を連呼していました。

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我が家では勿論ベッド&ブレックファースト、なんて事はせず、カードと庭でむしってきた花だけ渡して、プラス息子が渡したがっていたビールをさも特別に買ってきたように見せかけながら、普通にウチにあったストックを手渡して終了です。

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カードに予め印刷されているメッセージが、子供が学校で作ってきた手作りカードのフレーズと同じでかぶってしまった事に内心愕然としましたが、なんとか平静を保ちました。母の日と違って、どこか脇役っぽい感じがするのは日本もイギリスも同じ⁈いや、そんな事はないです。これでも今年は頑張った方です。


2019年6月16日

宗教、中でもカトリックにおいては3月のマザリング サンデー(関連記事)など、イースターを挟んだ前後の関連行事が多く、無宗教を自負している一日本人としては、子供の学校から来るこれらに関するお便りについていくのに必死です。イースターはキリスト教において、なんとクリスマスよりもむしろ重要らしく、今年は4月の21日だった本番を迎えてヤレヤレとホッとしたのも束の間。その後もまーだまだ、6月現在に至ってもまだ!ありました、関連行事が。


5月マリア様の御出現を祝う

毎年5月のとある日になると、May Procession という行事があるのでマリア様に捧げる為の花を持参して下さい、というお願いが出されます。初めは戸惑いましたが、花束のような立派なものではなく、庭からポキっと一本だけ剥き出しのまま持ってくる程度で良いそうです。去年は購入しましたが、我が家も今年は庭のバラが間に合い、無事庭から調達できました。

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今年は21日で、当日子供達は賛美歌を歌い、ロザリオを祈り校庭に運び込まれたマリア様の像に花を捧げたようです。お昼はそのままランチを広げてピクニックが恒例となっています。


聖体祭儀とは

丁度この頃に合わせるのでしょうか、この日の前後に Holy communion 聖体祭儀という重要そうな儀式を受ける子達が出てきます。学校によって異なるのかもしれませんが8歳ぐらいの子が対象のようで、受けさせる親達は「この子の為に祈っててね!」と周りにお願いし、皆「おめでとう!祈ってるわ!」等と言い合い、もう私としては「なんだなんだ・・⁈」状態です。


話を聞いていると洗礼のようですが、洗礼は生まれたばかりの時や改宗する人などが受けるもので、既に信者である場合は何故必要なのか?と不思議に思っていましたが、赤ん坊の時にはわかり得ない、ある程度成長してその宗教の事を少しずつ理解した上で改めてする洗礼式、といったもののようです。

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当日子供達は白いドレスやスーツ等で正装して教会に行き、最後の晩餐に因んだイエス様の御体、血、魂を「初めて」正式に授与され、今後の人生から死後の世界までイエス様に寄り添い、忠誠を誓う儀式をするようです。


6月は聖霊降臨祭

信者でもない私にとっては、せいぜい5月の当日いかに花を忘れず持たせるかが重要で、聖体祭儀事の事もなんとなく少しわかってこれでもう十分だろう、と思っていた矢先。学校行事ではないのですが、フランス人のお母さんに聖霊降臨祭 Pentecost を一緒に祝わないか、との有難きお誘いが・・。


なんでも元々は麦の収穫祭のようだったものが、近年ではイエス様が復活、昇天後、信徒達が集まる中「神からの聖霊が降った」という出来事を記念する祭典として認識されており、イースターの50日後(7週間後の日曜日)に祝うそうです。(出展:Encyclopædia Britannica)今年は6月9日。当日になるまで何をするのか皆目見当つかない、といういつものパターンのまま、ランチに招かれたのでフランス人の御宅に向かいました。


本人曰く little lunch とは名ばかりの、よく海外の雑誌で見るいかにもステキなランチ光景がお庭に広がっていました。テーブルクロスが敷かれたテーブルの上にはワイングラス、食器類、メロンなどが既にセットされており、子供用にはまた別のテーブルが。

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(出展: Costco Connection March 2019)


そのお庭も綺麗に整えられ、色んな国の産地の木を植えたり色とりどりのバラ等を丁寧にガーデニングしているようです。パパ達がハンバーグ、ソーセージなどをバーベキューセットで焼き始め、子供達はセルフで好きなものをパンで挟んでバーガーやホットドッグにします。偏食が激しいイギリス人の子供と違って、トマトや玉ネギなど野菜もちゃんと挟んでいた事に驚き!

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それを見届けてから大人達は別テーブルでゆったりと、ホストが腕を振るった手料理をワインと共に味わいます。さすがはフランス人、ブルグル Boulgour というクスクスに似た料理やニース風サラダ、ミニきゅうりピクルスの生ハム巻き、そして自家製のサワーブレッドと、こうして振り返るとどれもフランス料理!で、ヘルシーなご馳走を用意してくれました。話題も美食の国、フランスだけあって自然と食育の話に。食べ始める前にお祈りをしていたのですが、手作りパンの上に十字を切っていたのが印象的で、こういう祈り方もあるのかと密かに驚いていました。


デザートには巨大ティラミスまで作ってくれていたようで、どこの御宅でも毎回心尽くしのおもてなしに胸が熱くなります。と同時に、手土産はどうしたらいいのか、自分がお招きするならどんな物を用意すればスムーズか、など毎回参考になります。あれだけ良いお天気だったのに、帰宅するなり雨が降り始め、お天気にも恵まれたお洒落なガーデンランチを堪能しました。この後18時から、彼らは教会のミサに行くようでした。


2019年6月10日
2019年6月 1日
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  • 特派員プロフィール
  • ロンドン4特派員

    ロンドン4特派員
    パーリーメイ
    現在海外在住二ヶ国目、イギリスのロンドン南部、クロイドンに2017年より家族で住んでいます。初めて暮らす土地、慣れない頃の初歩的な過ちや素朴な疑問を交えながら、フレッシュなうちにお届けします。ロンドン都心部とは違った、郊外ならではのホッコリするような地元ネタを中心にその他の地域、国々の旅ネタも満載します。息抜きは、おウチでタイ語ヨガ(タイ語のヨガ番組を観ながらするヨガ)です。 DISQUS ID @disqus_FJ7ATyjbdg

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