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イギリス/ロンドン4特派員ブログ パーリーメイ

イギリス・ロンドン4特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2020年1月25日

バタシー・パーク内で開催中のアンティークと織物フェア


バタシー・パーク内で開催中のアンティークと織物フェア

古い物にとりわけ価値を見出だすイギリスでは、ロンドンを始め全国各地でアンティーク街マーケットが数多くあります。観光地でない、そこら辺のちょっとした大通りですらポツンと個人の商店があったりと、アンティークはイギリスの生活に溶け込んでいます。

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今回はロンドンのテムズ川沿いにある公園、バタシー・パーク内の展示場で、今週限りで開かれている「デコラティブ・アンティーク・アンド・テキスタイル・フェア / LARTA (Decorative Antiques & Textiles Fair / LARTA)」 に足を運びました。


アクセス方法

公園までは最寄りのスローン・スクエア駅から歩いても行けますが(約15分)、途中テムズ川の大きな橋を渡らなければならないのと公園入り口からも会場までは結構な距離があるので、駅前のスローン・スクエア・ホテルから出ている無料のシャトルバス (courtesy shuttles) を利用するのが便利です。

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ただし、18席のミニバンなので、列の後ろの方になってしまった場合、乗り切れない場合があります。乗りそびれてしまった時は、20分後の次の便を待ちましょう。ホテル前で並ぶことになりますが、出入り口は宿泊客の邪魔になるのでふさがないよう、お気を付けください。


アリスになりきってアンティークの世界へ!

バスで5分ほどもすると公園に到着し、垂れ幕が出ていますが徒歩の場合、まだまだ、もう少し奥の方まで入ります。会場入り口ではすぐにチケットの確認がありましたが、チケット売り場らしき窓口は見当たりません。私も含め、ほかのお客さんたちもなんらかの無料券を持っていたようでした。ホームページを確認すると、メール・マガジンの配信に登録すれば今期のフェア分を含めたオンライン・チケットが無料で貰えるそうなので、登録しない手はありません。

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手荷物検査を済ませて入場すると、イギリスの有名な児童小説『不思議の国のアリス』をテーマにしたショーケースがお出迎え。今回のフェアは、おもに17世期から1970年代にかけて収集された物の展示です。これから始まるであろう、来場者が「未知なるアンティークの世界」へ進む様子は、まるでアリスが「不思議の国」に迷い込むようでもあり、確かにピッタリのテーマだと思いました。


それぞれの個性が光る出展者たち

吹き抜けになり、明るく開放感のある玄関ホールに並ぶ絵やランプといったブースを目にしながら進むと、すぐに少し照明が落とされた、黒を基調とした大ホールが出現しました。

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碁盤の目に規則正しく並んだブースには、家具屋さんやインテリア・ショップで見かけるような大型のディスプレイからマーケットや個人商店でよく見かける一般人が思い浮かべやすい、小さな細々した食器や置物、時計といった物まで大小さまざまな物が並べられています。なかには日本の藍染のような布まで。

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出展者は携帯をいじって暇そうにしている人もいますが、たいていは来場者と積極的に話し込んでいます。さすがはイギリス、山盛りのビスケットとナッツでもてなしている商売上手な人もいました。


本日の推しブース

やはりこういった接客に熱心なブースはよくにぎわっており、活気があるので見ていてこちらもウキウキします。売り上げ単価としては大型家具などと比べてひけをとるはずですが、スプーンやナイフといった銀食器、皿やグラスといったものは実用的で値段もほかと比べて手頃なので見学者がたくさんいました。この日、パッと見1番売れていそうだと感じたお店がこちら、Linda Jackson Antiques

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スペースを贅沢に使い、いかにも高級感が漂ったブースが多いなか、所狭しと無造作に重ねられた銀食器が気軽な印象を醸し出し、つい近寄って手に取ってみたくなります。気さくな店主を相手に、値切っているおじさん客も。

レストランで見かける、食器が下げられた後のパン屑を取る道具もあり、その非日常的なツールに一瞬舞い上がりました。それにはテーブルに毎回クロスをかけなければ使えないという点や75ポンド(約11250円)もするのでグッと堪えました。

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シャンデリアや食卓といった大型の家具を扱っているブースで個人的にヒットだったのは、Maison Artefact です。アンティーク・デザインの象徴ともいうべき「かすれた風合い」のペンキが特徴的で、会場の入り口すぐ近くというブースの場所からいっても人気店なのは間違いなさそうです。

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商品だけでなくブース全体のデコレーションにもセンスが光り、生花からキャンドル、スタッフのシャツまで淡いピンクと紫色で挿し色をし、テーマカラーがそれとなく、あくまでも控え目に示されています。桜の花にも見える繊細な造花も素敵で、乙女心に響くガーリーな装飾にウットリしてしまいました。


ラグ、織物の展示 LARTA

2階は2011年よりアンティーク・フェアと同時開催している、アンティーク・ラグと織物アートのフェア (The London Antique Rug & Textile Art Fair/ LARTA) 会場です。

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専門業者がペルシャやインド、中国、中央アジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ大陸といった世界中から選りすぐったカーペットやドレス、民族衣装などが壁一面に並んでいます。会場面積は1階のアンティーク展の10分の1程度と規模は小さいですが、その分じっくり見て回れ、休憩できるカフェは下のものより逆に数倍広いので、会場全てを見終わった後にホッとひと息、ゆったりできます。


ひと口に「アンティーク」と言えどその価値や種類はさまざまで、道端のマーケットなどで広げられているものには一見単なるガラクタにしか見えないような物もあり、素人には真偽や価値の判断が難しい時もあります。その点このフェアは、基本的にはイギリス国内外のインテリア・デザイナーや個人バイヤーといったプロ向けのものなので、置かれている物はすべて信頼ができ、デザインも洗練された物が多いです。

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クレジットカードの表示があったりと、一般人でも安心して気軽に購入できるようにもなっています。フェアは冬季、春、秋と年に3度あり、次回は5月14日から18日までです。この週末、あるいは来季にホンモノのアンティークを見に、自分だけの一点モノを探しに出かけてみてはいかがでしょうか。


Decorative Antiques & Textiles Fair / LARTA
住所: Battersea Evolution Battersea Park, SW11 4NJ
最寄り駅: Sloane Square
開催日時:1月25日(土):午前11時~午後7時 26日(日):午前11時~午後6時 チケット: £10
URL: www.decorativefair.com www.larta.net

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  • 特派員プロフィール
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    ロンドン4特派員
    パーリーメイ
    現在海外在住二ヶ国目、イギリスのロンドン南部、クロイドンに2017年より家族で住んでいます。初めて暮らす土地、慣れない頃の初歩的な過ちや素朴な疑問を交えながら、フレッシュなうちにお届けします。ロンドン都心部とは違った、郊外ならではのホッコリするような地元ネタを中心にその他の地域、国々の旅ネタも満載します。息抜きは、おウチでタイ語ヨガ(タイ語のヨガ番組を観ながらするヨガ)です。 DISQUS ID @disqus_FJ7ATyjbdg

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