海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > ヨーロッパ  > ロンドン4特派員ブログ > 元スコットランド在住者から聞いたレストランの「名物...

イギリス/ロンドン4特派員ブログ パーリーメイ

イギリス・ロンドン4特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2021年10月18日

元スコットランド在住者から聞いたレストランの「名物ハギス料理」がすごかった件


元スコットランド在住者から聞いたレストランの「名物ハギス料理」がすごかった件

ウェールズで夕食用のレストラン探しに苦労した(https://m-tokuhain.arukikata.co.jp/london4/2021/07/dna.html )苦い経験を教訓に、スコットランドでの滞在は全日程分を事前予約し、万全の態勢を整えました。


結果、空腹を抱えて町をさ迷い歩くという無駄な時間を費やすことなく、非常に効率的な旅となりました。その場の雰囲気や気分で当日選ぶという楽しみは残念ながらなくなってしまいますが、子連れファミリーという形態においては特におすすめです。
A7C32D63-C9E2-4F5A-919C-32CA97C514C7.jpeg
しかも、その店がアタリだった場合、よいことづくめです。今回で言うと、どれも2重丸で全般的に大満足だったのですが、なかでも特筆すべきは初日の「ウイスキー(Whiski Bar & Restaurant)」。スコットランドの名物郷土料理、ハギスに挑戦した様子をお届けします。


パブと見紛う雰囲気

本記事タイトルにもあるように、首都エジンバラの繁華街にあり、アクセスもよいこちらのレストランは旅の出発前、知り合いになにげなく聞いた、元スコットランド在住者からの情報でした。
34D62892-9C53-4824-91CC-A193049D9BFD.jpeg
知人がスコットランドに住んでいたことも初耳ながら、紹介された店も外見は悪くはないですが、中に入ってみてもパッと見「あぁ、スコットランドと言えどイギリス、やっぱりパブね......」と思ってしまうような雰囲気。


これはまた予想どおり、フィッシュ&チップスにバーガーか、と内心ガックリ。気を取り直しメニューを開くと、スコットランドの名物(悪名高き?)「ハギス」の文字が。


郷土料理満載の充実メニュー

地元料理ばかりを食べたくて、こうしてわざわざ予約まで入れていたわけですが、ハギスばかりはちょっと......。スコットランドの伝統料理であるこちらの料理は、羊肉やオートミール、スパイスなどを羊の腸に詰めて蒸したもので、ようはホルモン系、生臭いイメージが個人的に抜けません。


以前食したように、お祭りの冒険的にチョコっと食べてみる(https://m-tokuhain.arukikata.co.jp/london4/2020/01/post_57.html )のは許容範囲内ですが、わざわざレストランでひと皿分としてまでは頼みたくないという心理。


ここは夫に任せ、私は無難にバーガーを。結局ソレかい、と思われそうですが、スコットランドは東部のアバディーンシャー、アンガスの両州が原産地のアバディーン・アンガス (Aberdeen Angus)が有名で、普段からスーパーでも見かけており、本場でビーフを食べてみたかったのです。本当に。


イギリスのパブ・レストランなどのバーガーは、たいてい店名を冠した看板バーガーがあるのですが、こちらにもやはりWhiski's burger(£15)があったので、そちらを選びました。その下のHaggis burgerについては、見なかったふりで......。


レジェンド的ハギスに驚愕

ほかに、カレンスキンク(Cullen Skink)というチャウダースープを前菜に頼みましたが、こちらも伝統的な料理で燻製したタラ、ジャガイモ、玉ねぎなどが入っています。
04DC449B-E4E1-412E-8993-14F5E7C1522F.jpeg
栄養満点、クリームシチューのように濃厚な味は、寒くなるこれからの季節にもピッタリです。


バーガーも安定のおいしさで、この店のレベルの高さを確信しました。そこで登場したのがお待ちかね? ドキドキの、本場ハギスです!


見た目は大きなまん丸のコロッケといった形で、茶色いクリームがかかり、てっぺんにはフライド・オニオンがトッピングされています。


一見ハギスとはまったくの別物のようですが、スプーンを入れるとおなじみの、あの黒い挽き肉のような「中身」がお目見えしました。


通常マッシュポテトはつけ合わせとしてハギスとは別に添えられますが、こちらは「揚げコロッケ」の内部、底部分に詰められており、その上にハギスがのっています。
209F4782-8BBD-4700-9138-47DB5191FD99.jpeg
口に含むとポテトの柔らかさ、挽き肉や大麦のジューシーでプチプチした食感、濃厚なクリームソースが入り混じり、イギリス料理とは思えない複雑さ!


そのおいしさに感動する反面、これはもやはハギスとは言えないのではないか、というかすかな疑問も頭をよぎりましたが、よくよく気をつけて味わうと、蔵物っぽい食感と味覚の物体が、確かにほんのわずか存在しました。


ふと顔を上げ周りを見回すと、ほぼどのテーブルにもこの丸い「コロッケ」がありました。改めてメニューを見ると、Haggis tower(£16)「award winning MacSween haggis」と説明書きがあります。

「マックスウィーン賞」とやらでも受賞した有名なハギス?!と思いましたが、調べてみるとMacSweenというブランドのハギスを使っている、という意味なようです。


その見かけと言い「おいしすぎる」味といい、おそらくフュージョン料理のようで、本来のハギスからはかけ離れた、邪道とも言えるものかもしれません。けれどもわれわれ外国人やイギリス人でも、イングランドなどほかの地域からやってきた人にとっては、こちらの方が断然好まれそうな味です。


スコットランドでも、都会で一大観光地であるエジンバラだからこそ生まれた料理なのかもしれません。これまで海外で勝手に?アレンジされて広まっていく「誤った和食の味や定義」について、あまり快く思っていない自分がいましたが、今回の件で考えを改めました。


おいしいと思われたらそれでよし?!


◼️ウイスキー(Whiski Bar & Restaurant)
・住所: Whiski 119 High Street
Edinburgh Scotland EH1 1SG
・アクセス: 電車Edinburgh Waverlay駅徒歩約5分
・営業時間:  月11:00~22:30 火 10:00~22:30 水~日10:00~1:00
・URL: https://www.whiskibar.co.uk/

***そのほかの旅行写真、イギリス生活はこちら→【Instagram】:@purleymay***

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
カテゴリー レストラン・料理・食材 旅行・ツアー・ホテル
2021年10月18日
« 前の記事「スコットランド首都「エジンバラ」観光プラン3選」へ
»次の記事「ロンドン南部郊外のリトル中華街「ウィン・イップ」」 へ
ロンドン4特派員 新着記事
ちょっと地味?お堀がロマンチックな英ボディアム城
イギリス全国展開、肉厚ジューシー「バイロンバーガー」
イギリスのディスカウント店「TKマックス」で年中お得にお買い物
レトロ・モダンな商店街が魅力!ロンドン南部の町サリー州「ライゲート」
デザート・ワゴンが魅力の、イギリス老舗スペイン料理店「エル・ニド」
クリスマスはどうなる?ロンドン町なか最新レポート
現在開催中!幻になりかけた未発表作品を一挙大公開!ロンドン「大英博物館の北斎展」
スコットランドの祝日「聖アンドリュー・デー」
1年前の同じ月に投稿された記事
保存状態が最高なイギリスの歴史的遺物、モザイク画が見られる「ビグナー・ローマ村」
ロンドン郊外で探す語学学校「クロイドン生涯学習センター (CALAT)」
にぎやかなグルメ街と静かな教会のギャップがおもしろいロンドン南部の町「サウス・クロイドン」
話好きでお節介気味のイギリス人から学ぶ、現地事情と英語の言い回し

イギリス ツアー最安値


2021/3/31更新

イギリス 航空券情報


イギリス旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■イギリスの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

ヨーロッパ特派員ブログ一覧

アイスランド/レイキャヴィークアイルランド/ゴールウェイイギリス/イーリーイギリス/ウェルシュプールイギリス/エディンバライギリス/カーディフイギリス/ギルフォードイギリス/グラスゴーイギリス/ケンダルイギリス/ケンブリッジイギリス/コッツウォルズイギリス/ヒースローイギリス/ブリストルイギリス/ベルファストイギリス/ヨークイギリス/ロンドンイギリス/ロンドン2イギリス/ロンドン3イギリス/ロンドン4イタリア/アンコーナイタリア/アンドリアイタリア/シチリア島イタリア/ジェノバイタリア/トリノイタリア/ナポリイタリア/ナポリ2イタリア/ナポリ3イタリア/パルマイタリア/フィレンツェイタリア/ベネチアイタリア/ボローニャイタリア/ミラノイタリア/ミラノ2イタリア/ラ・スペツィアイタリア/ローマイタリア/ローマ2イタリア/ローマ3ウクライナ/オデッサエストニア/タリンエストニア/タルツオランダ/アイントホーフェンオランダ/アムステルダムオランダ/デルフトオランダ/デンボスオランダ/ライデンオーストリア/ウィーンオーストリア/ウィーン2オーストリア/チロルオーストリア/リンツキプロス/ニコシアギリシア/パロス島ギリシャ/アテネクロアチア/コルチュラ島クロアチア/ザグレブクロアチア/ドゥブロヴニクジョージア/トビリシスイス/アッペンツェルスイス/チューリヒスイス/ベルンスウェーデン/ストックホルムスペイン/イビサ島スペイン/バルセロナスペイン/バルセロナ2スペイン/バレンシアスペイン/バレンシア2スペイン/ビトリアスペイン/ビルバオスペイン/マドリッドスペイン/マドリッド2スペイン/レオンスロヴェニア/リュブリャナセルビア/ベオグラードチェコ/ブルノチェコ/プラハチェコ/プラハ2デンマーク/コペンハーゲンドイツ/ケルンドイツ/ケルン2ドイツ/シュタインバッハドイツ/デュイスブルクドイツ/デュッセルドルフドイツ/ハノーファードイツ/ハンブルクドイツ/フライブルクドイツ/フランクフルトドイツ/ブレーメンドイツ/ベルリンドイツ/ボンドイツ/ミュンヘンドイツ/ミュンヘン2ドイツ/ミンデンドイツ/ライプツィヒドイツ/レーゲンスブルクドイツ/ワイマールノルウェー/オスロノルウェー/オスロ2ノルウェー/オスロ3ノルウェー/ベルゲンハンガリー/ブダペストフィンランド/サヴォンリンナフィンランド/トゥルクフィンランド/ヘルシンキフィンランド/レヴィ・サーリセルカフランス/アヌシーフランス/アンボアーズフランス/カンヌフランス/コートダジュールフランス/ストラスブールフランス/トゥルコアンフランス/トゥールーズフランス/ナルボンヌフランス/パリフランス/パリ2フランス/パリ3フランス/ブールジュフランス/ボルドーフランス/マルセイユフランス/リヨンフランス/リヨン2フランス/レンヌブルガリア/ソフィアブルガリア/プレヴェンベルギー/アントワープベルギー/ゲントベルギー/ブリュッセルベルギー/ブリュッセル2ベルギー/ルーヴェンポルトガル/ポルトポルトガル/リスボンポーランド/カトビッツェマケドニア/スコピエマルタ/マルタ島モンテネグロ/ポドゴリツァヨーロッパ/バルカンラトヴィア/リーガルクセンブルク/ルクセンブルクルーマニア/ブカレストロシア/サンクトペテルブルグロシア/モスクワ

ヨーロッパにもどる

  • 特派員プロフィール
  • ロンドン4特派員

    ロンドン4特派員
    パーリーメイ
    現在海外在住二ヶ国目、イギリスのロンドン南部、クロイドンに2017年より家族で住んでいます。初めて暮らす土地、慣れない頃の初歩的な過ちや素朴な疑問を交えながら、フレッシュなうちにお届けします。ロンドン都心部とは違った、郊外ならではのホッコリするような地元ネタを中心にその他の地域、国々の旅ネタも満載します。息抜きは、おウチでタイ語ヨガ(タイ語のヨガ番組を観ながらするヨガ)です。 DISQUS ID @disqus_FJ7ATyjbdg

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集