ロスアンゼルスからラスベガスへ

公開日 : 2007年04月10日
最終更新 :

アメリカ旅行の醍醐味は、なんといっても広大な大地をレンタカーで走るドライブ旅行ではないでしょうか。

都市部を走るのは、少し難しいかもしれませんが、アメリカの道路は広く、フリーウェイも10、405、5号線などと番号で書かれており、あまり複雑なシステムではないので、日本の首都高よりよっぽど走りやすいのではないかと思います。

それになにより、アメリカではフリーウェイがタダ!ごく一部有料のところもありますが、たとえばロスアンゼルスからラスベガスへは15号線というフリーウェイでいくのですが、これももちろんタダ!飛行機でいけば、約1時間ですが、車で行けば約4〜5時間。途中はどこまでもまっすぐな道路がすーっと伸び、右も左も店一軒ない砂漠の荒地が広がる...という、まるで映画のワンシーンのような景色を楽しむことができます。この区間には、ガソリンスタンドすらない山や砂漠がずーっと続くところが何ヶ所かあるので、少しでも車の調子が悪かったり、ガソリン量が少ない場合は、早めに最寄のガソリンスタンドにとまることをオススメします。

ちなみにラスベガスに行く途中には、バーストウという町に小さなアウトレット(LA近郊のアウトレットよりかなり安い!)、そしてプリムという町にはさらに大きなアウトレットがあり、ショッピングも楽しめます。

この他、キャリコというゴーストタウン、そしてメインロードをちょっとそれて寄り道したところにあるニューベリースプリングスという町には、映画「バグダット・カフェ」のロケ地となったお店があったり(現在も営業中)、飛行機の旅では見られないものを見ることができます。

珍しいところでは、ラスベガスとカリフォルニアの州境周辺にPRIMM(プリム)という数軒のカジノとアウトレットモールだけの小さな町があるのですが、この中のホテル内に、映画「俺たちに明日はない」で有名な伝説的強盗、ボニー&クライドが実際に使用していた車が展示されています。車は警官隊に追われた二人が最後に150発を超える銃弾を浴びせられ、蜂の巣になって射殺された時に乗っていたもので、展示物としてはかなりディープ...

今回ラスベガスのことを書いたのは、実は私自身が来月、久々にラスベガスへ旅行するからなのですが、週末は200ドルを超えるストリップ周辺のホテルでも、日曜には100ドル以下になるので、今回はそれを利用して日、月、火と泊まって来ます。

ラスベガスのホテルは日本で旅行社で手配してもいいのですが、個人旅行の方は、ホテルの英語サイトから日本のクレジットカードを利用して予約することも可能です。(ベガスに限らずアメリカ国内の大手ホテルはどこもオンラインですぐに部屋が空いているかチェックでき、クレジットカード決算できるので便利です。通常チェックイン72時間以内であれば、無料でキャンセルもできます)また、ホテルによっては日本の旅行サイトなどから、すべて日本語のみで手配できる場合もあります(英語サイトよりほんの少し割高な場合が多い)。インターネットは本当に便利ですね。

そうそう、これまでラスベガスというと煙がもうもう...というイメージがあり、ノンスモーカーにとってはちょっと苦手な場所だったのですが、2007年1月からレストラン、バー、ホテルのロビーなど公共の場所での室内禁煙がついに全面的に禁止になりました(カジノは喫煙OKです)。長いことギャンブラーの街としてカジノを全面的に押し出していたラスベガスも、近年はリゾート、ショッピング、ファミリーなどカジノ以外にもかなり力を入れてきています。カリフォルニアは禁煙州として有名ですが、これでノンスモーカーのお客さんも増えるのではないでしょうか。

★バグダットカフェのロケ地

The Bagdad Cafe

46548 National Trails Hwy

P.O. Box 37

Newberry Springs, CA 92635

Phone: (760)257-3101

★キャリコのゴーストタウン

現在は、ゴーストタウンの雰囲気を残しながらも小さなテーマパークのようになっており、ツアーやショーなどが開催されています。

大人$6

子供 (6-15)$3

5歳未満 無料

★プリムのホテル

アウトレットがすぐ隣。3軒のホテルはすべて同じ系列です。ラスベガスのストリップ地区からは考えられないくらいの破格値(20ドル〜60ドル・日によって値段が変わり、週末は高くなります)で、宿泊できます。ちなみにストリップまでは車で約30分。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。