アメリカ国内&国際線の最新情報

公開日 : 2008年05月10日
最終更新 :

最近アメリカ国内線にも様々な変化がありました。

ハワイで長い間人々に親しまれてきたアロハ航空、ATA航空の破綻、ノースウエスト航空とデルタ航空の合併(今年の終わり頃までにNWがデルタに吸収されることで合意)などの他、マイレージプログラムや食事、手荷物など新たな制限が追加されたり、燃油サーチャージが追加されたりしています。

たとえば便数や路線が多く、多くの日本人旅行者も利用する機会が多いユナイテッド航空の場合。マイレージの有効期限が以前よりずっと短くなり、18ヶ月となりました。ただし、期限内にマイレージに増減があった場合(加算もしくはマイル交換)は、その日からさらに18ヶ月となります(私も最近失効期限ギリギリにマイルを使用し、期限が延びてホッとしました)。

また国内線ではエコノミークラスで2個まで「チェックインバゲージ(受託手荷物)」として機内に無料(規定の重さの場合)で預けることができますが、国内線では2008年5月から1個までが無料、2個目からは25ドル追加料金がかかるようになりました。(マイレージプラス・プレミアまたはスターアライアンス・シルバー以上は除外)

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また、成田〜ロサンゼルス間で比較的安い値段でチケットが買えるため、若者に人気のエアライン、大韓航空でも2008年7月1日以降のマイレージに有効期限が新たに設定されます。これは6月30日以前に獲得したマイレージはこれまで通り無期限、7月1日以降に獲得したマイレージに対し、5年間の有効期限が設定されるものです。大韓航空では、昨年暮れから日本〜アメリカ間の預け入れ荷物の制限重量も変わってますので、久々に利用するという方はご注意ください。

他の航空会社でも以前はもっと重い荷物でも、無料で預け入れられたのに、最近追加料金をとられたという話をよくききます。航空会社では、昨今のオイル価格上昇にともない、今後もひんぱんに預け入れ荷物の規定や、オイルサーチャージなどを変更する可能性があります。規定は各会社によって異なりますので、必ずご使用になる航空会社のウェブサイトなどでチェックするようにしてください。

ちなみに国際線のほうでは、台湾の航空会社、エバー航空が2008年3月30日より、大阪(関空)=ロサンゼルス路線を新たに就航させ、大阪への空のルートが増便となりました。(ちょっと明るい話題!)

原油価格の上昇で、航空業界かなり揺れており、今後も目が離せません。また何か新たな動きがあったら、このコラムでぜひアップデートしたいと思います。

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