6月はゲイパレード!
昨日、カリフォルニア州の最高裁判所は「結婚は異性間に限る」という、昨年秋に行われた住民投票(Prop. 8)の結果を支持する判決を出しました。
カリフォルニア州での同性婚問題は、何年にも渡って尾を引いている問題です。
この最高裁の判決により、自由でリベラルな州として知られるカリフォルニアであっても、まだ同性婚の受け入れは難しいという現状がより明らかになりました。
アメリカは州によって法律が異なり、コネチカット、マサチューセッツ、アイオワ、バーモントの5州がすでに同性婚を認めています(施行前を含む)。カリフォルニアでも、いったんは認められ、合法であった昨年6月〜11月までの半年間の間に1万8000組もの同性婚が行われたのですが、その後、結婚許可証の発行が停止になり、昨年秋の住民投票の結果を受けて、今現在は同性婚はできません。
今回の最高裁の判決を受け、昨日はウエストハリウッドのゲイコミュニティーでは、大騒ぎになったとニュースで報道されていました。SFやLAはゲイ・レズビアン人口が多く、職場、学校、ご近所さんなど身近なところにも多くの同性カップルがいます。そのため、私にとっても無関心ではいられない問題です。
さて、前置きが長くなりましたが、6月はアメリカでは各地のゲイコミュニティーでプライド・パレードが行われる時期です。
LAでは6月13、14日にウエストハリウッドで大規模なパレード&フェスティバルが開催されます。この週末は、全世界からゲイの人が集まり大騒ぎ。といっても、ストレートの人や、カップルが行っても大丈夫(実際、観光客がとっても多いです)。場所によっては、少々エッチな仮装、展示もあるのですが、子供を持つゲイカップルも増えているため、子供向けのクリーンなエリアもちゃんとあります。
日時:
フェスティバル
June 13 (土曜)正午〜深夜12時
June 14 (日曜)午前11時〜午後10時
パレード
June 14 (日曜)午前11時パレードスタート
サンタモニカ・ブルバード沿い。(Crescent Heightsと San Vicenteの間)
詳細は公式サイトで
http://lapride.org/
ちなみにサンフランシスコでは6月27、28日の開催。
http://www.sfpride.org/
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