ロサンゼルスの保険事情~歯医者編~

公開日 : 2011年07月25日
最終更新 :
筆者 : 岩崎 愛

アメリカの医療保険事情は日本とは違い、日本のように、勤務先と折半負担の健康保険、個人負担の国民健康保険、老年健康保険、とかにほぼ自動的に入ってくるというシステムがアメリカにはなく、CA州を含む多くの州では、医療保険を提供する法的義務は有りません。

ですので、企業で提供していなければ個人で入る必要があります。

また、Care Entreeといった指定医療機関がありますが健康保険ではなく、この機関で と設定した割引金額で治療を受けられる会員制サービスです。 ですので、家族4人で年$1万以上の料金の健康保険と比較すると通常の診療以上になると負担額の差に違いがかなりでてきます。

こういった事情なので、一つ病気になると大変です。

そういった中でファッション、フード、携帯、公共システム等、若干日本より遅れているLAですが、歯科技術は、かなりハイレベルです。

ただ、医療保険のシステムが日本のようにどこの歯医者でも通える(保険が使用できる)というシステムではないものがあるので、結構面倒です。

そんな問題を解消してくれるのが、普通の医療保険の中で一番便利と言われているのがPPOと言われる契約タイプです。

このタイプだと州内州外とも有効で、初診料10-20ドルだけで残りの経費は全て保険でカバーされます。その分、保険料金は一番高いですね。

さて、話は変わってLAの歯医者の治療事情のお話です。

日本では神経治療などよっぽどでない限り麻酔はしませんが、こちらはちょっとした虫歯治療でも必ず麻酔をします。

私は、麻酔のチクリとした痛さが苦手で内心どきどきしていました。

しかし、驚いたことに注射をされてもまったく痛みを感じません。

っというのは、こちらは、日本と違い注射を打つ前にジェルのようなものを塗ります。

そこである程度歯茎を麻痺させて打つので、まったく痛みも感じません。

これは、嬉しいことです!

しかも、虫歯一本を一回で治してくれます。日本だと、何回通うのだろう!ってくらい

一本を治すのに何回か通って治療しますよね。こういった部分でもとても効率が良いですね。

詰め物も日本では、銀歯が主流ですが、こちらは、白いものを入れます。

ですので、見栄えも良いです。

他に、クラウン(差し歯)等もかなり技術が進んでいます。歯を大切にするアメリカならではの文化ですね。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。