No. 33: 火事の季節の始まり？

こんにちは。

日本はゴールデンウィークの真っ最中、皆さん楽しんでいらっしゃいますか？

さて、今日はロスアンジェルスの大敵、山火事についてお話しようと思います。

今日は私のオフィスのあるビバリーヒルズも気温は３０度に達し、とても暑い日になりました。5月の初旬でここまでになるのは珍しいのですが、心配になるのは山火事です。現に今現在ロスアンジェルス郊外の2カ所で大きな火事が燃えています。暑い気温と強い風のミックスがとても怖く、飛び火でどんどん広がって行きます。

アウトレットがあることで知られている町、ロスアンジェルスから約50キロに位置するカマリロ市は今朝約６時半（ロスアンジェルスの現地時間5月2日朝約6時半）に火事が発生し、今現在も燃え続けています。ニュースによると湿気がもの凄く低く（信じがたいのですが４％と報道していました！）今夜も焼き続くと思われる状態です。この火事は1時間の内に100エーカーから6500エーカーと広がり今では8000エーカーが燃えている状態だそうです。（調べた所1エーカーは約4047平方メートルということで、坪数としては1226坪となるそうです。また1200坪というのはサッカー場の半分より少し大きいぐらいの大きさという事ですので8000エーカーはざっくり計算してもサッカー場の4000個分となります）明日の午後まで暑く風の強い日ということで、住民はひやひやです。

カマリロの火事の写真は下記からどうぞ。

http://www.usatoday.com/story/news/2013/05/02/wildfires-in-southern-california/2130313/

町から少し離れると消防所にはスモーキーベアのサインが建ててあり、毎日火事になりやすい、なりにくい日の判断が出来る様になっています。写真はマリブの消防所の写真ですが、数日前は"Low"、つまり火事になりにくい日という意味です。

楽しい観光も火事の場所によっては巻き込まれる事も無いとは言い切れません。気温が高く、風が強い日はとにかく気をつけてくださいね。

ではまた。