No. 157: 諸行無常。果無すぎる、美しすぎるチベットの砂の曼荼羅
こんにちは。
すっかり秋らしいロスアンジェルス。このところ少々風が強い日々が続いています。この時期になると内陸でも過ごしやすいと言うかジャケットが必要となる時期でもあります。陽が当たっている場所は暖かいですが、一旦日陰に入ると涼しいので、気をつけてください。
今日は先先週待つ行きましたパサデナという町で行われたイベントのお話をさせてください。まずパサデナですが、こじんまりした可愛い町で有名な場所としては近くにハンティングトンライブラリーがあります。またミッションと呼ばれる古い教会がとても人気です。
その小さな町に南カリフォルニア大学のアジアを中心とした展示物を扱う美術館があり、そこで2年に一回行われるチベット僧による砂の曼荼羅作成を観て来ました。5日間で完成された曼荼羅、2度足を運びましたが、その完成度の高さ、色の鮮やかさ、技術の高さには感動しました。
この砂の曼荼羅、この世の全ての物は永遠ではないという象徴となりますが、完成した後、儀式があり、壊されました。4人の僧が約40時間かけて描いた曼荼羅、、、果無い命でした。
写真ではこの感動なかなか伝わらないかもしれませんが、下記の写真お楽しみ下さい。
4日目の朝一番に行った時の曼荼羅。
ダライラマの写真の前で4人の僧が曼荼羅の制作を始めました。
アップではこんな感じ。
完成日です。午後の儀式に合わせて行って参りました。完成した曼荼羅はこれ。
儀式の始まり、そして曼荼羅が壊されました。
何回が行った事があるのですが、毎回この砂は川や海に流されました。ですが、今回はお守りとして分けて頂けました。
あれから一週間、今も脳裏に映る曼荼羅です。
ではまた。
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