No. 154: メキシコのお盆 (Dia de los Muertos)
こんにちは。
秋の行事、子供も大人も毎年大騒ぎのハロウィーンも過ぎました。今年は珍しく、恵みの大雨が夜遅くに降り、ハリウッド近辺のハロウィーンパレードは大変だった様子ですが、異常なほど雨の降っていないロスアンジェルス、皆フェイスブックなどでも"雨が降った"と大騒ぎでした。ハロウィーンも楽しかったですが、雨もウェルカムという感じでしたね。さて、話は戻りましてこのハロウィーン、日本のお盆とよく比較されますが、今日はメキシカンの多いロスアンジェルスの代名詞的なメキシカンのお盆 "Dia de los Muetros: ディア デ ロス ムエルトス/死者の日" のお話をさせてください。
メキシコでは毎年10月31、11月1、2日と行事が行われる様ですが、ロスアンジェルスでは今年は11月1日の土曜日に行われました。テーマは亡くなった方々の弔いですので、全ては骸骨で、会場はハリウッドにある墓地。実際に亡くなった方々の弔いをされているので、アルター(日本の祭壇にあたる)には写真、遺品等が飾られていました。これがお盆に似ているところで、死者への弔いのないハロウィーンとの違いでもあります。ただ、ハリウッドの俳優のアルター等もあり、全てが家族/親戚/友人ではなく、血縁があるかないかは関係なく、亡くなった方全ての弔いをしているのではないかと思われる祭壇も沢山ありました。
昼間はロスアンジェルスの果てしない青空の下で、そして夜は神秘的な色のライトに照らせれる骸骨に似せて塗った顔とカラフルな服を楽しませて頂きました。
ブースでは骸骨作り。
飾りが綺麗なアルター。一枚目の写真で周りに墓石があることが判って頂けると思います。
さ〜て夜も更けて参りました。帰る時間です。空には月も。
毎年ハロウィーンはどうもスキップしてしまう私なのですが、ディア デ ロス ムエルトスはとても気に入ったので来年は私も骸骨になろうかなと思考中です。
ではまた。
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