川に囲まれた城 エッシュ・シュル・シュール城(Esch-sur-Sure castle)
ルクセンブルクは神奈川県ほどの小さい国ですが数多くの古城が残っていて"古城の国"としても有名です。
その数は67城！！
残っている城のほとんどは中世に建てられたもので多くが廃墟となっていますが、手つかずの状態で残っていて
中世の姿そのままなのでとても風情があって素敵です。
見学できるの古城は数少なく完全に修復されている城もあれば、一部分だけ修復されたお城も多いです。
今回はその中で城跡を残すのみですが、川に囲まれた美しい古城のエッシュ・シュル・シュール城を紹介したいと思います。
エッシュ・シュル・シュール城は927年に建設され時代と共に持ち主は変わりましたが再建はされず、現在は建物の土台だけが残っています。
城跡は高台に南北にまたがるようにあり、おそらく昔はこの丘に大きな城があったようですが現在は一部、修復された礼拝堂と見張り搭があるのみです。
丘には野花も沢山咲いていてとてもきれいです。
そしてエッシュ・シュル・シュール城はシュール川と山に囲まれていてそのコントラストがとても美しいです。
丘の下には城下町がシュール川沿いに広がり1周ぐるりと散策もできます。
煌びやかな趣はありませんが中世からの雰囲気を存分に残しているエッシュ・シュル・シュール城。
私は夏の初めの緑が深いころに行きましたが秋の紅葉の時期も山の景色も相まってとてもきれいだと思います。
もしよければ訪れてみてはいかがでしょうか。
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