世界初!公共交通機関無料のルクセンブルク!

公開日 : 2020年07月31日
最終更新 :
筆者 : su_moien

Moien!

晴れ間の日が続いて気持ちがよいルクセンブルクです。

コロナの感染者数も増えてきているので不要な外出はできないのが辛いですが、ゆっくりのんびりと過ごしている毎日です。

今日は公共交通機関のお話。

ルクセンブルクは2020年3月1日から公共交通機関が無料となりました。

ルクセンブルク国内の公共交通機関なので国内運行のバス・トラム・列車が無料となります

その実施は世界初であり日本でもニュースとなったようです。

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実施開始となった3月1日はコロナロックダウン真っただ中だったので、さほど実感はなかったのですが、最近、少しずつバスやトラムに乗るようになってきたので、実感することが多くなりました。

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ルクセンブルクのトラムは近代的でオシャレ!

当初の目的は中心部や中央駅あたりの交通渋滞の緩和目的もあったようですが、コロナの影響も相まって私がよく使うバスはいつも空いていて道はとても混んでいるので、効果はまだ実感できてないかもしれません......(現在、公共交通機関使用の際にはマスク着用が必須となっていて、着用していないと乗車することができません)。

しかし、ここで注意点があります。

① 列車はFirst classの車両は料金がかかります。

ルクセンブルク国内の2nd classの車両が無料になっただけなので、first classの場合には以前と料金は変わりなく短い区間であれば€4ほどですが運賃は発生します。

間違えてFirst classに座っていると駅員さんに指摘されたり、最悪の場合、罰金を取られることもあるのでお気をつけください。

乗る前に列車のドアには数字が書いてあるので確認をしてから乗ることをおすすめします!

② 公共交通機関が無料なのはルクセンブルク国内だけです。

ルクセンブルクはベルギー、ドイツ、フランスに囲まれていてルクセンブルクから他国へ列車を使っていくこともあると思います。

例えばブリュッセルにルクセンブルクから行くとなるとルクセンブルク中央駅から出発になると思いますが、ルクセンブルク国内は無料ですが、ベルギーでは運賃は当たり前ですが、発生します。

なので国境を越えたら駅員さんがチェックに来るので最初からチケットを保持していないと、必ず罰金対象となります。

なのでお気をつけください。

ここでひとつ便利でお得なチケットのご紹介。

例えばルクセンブルクから日帰りでドイツのトリーア周辺を観光して戻ってきたい!といった場合には"1-day ticket RegioZone"というバスチケットが便利です。

RegioZoneは、開始から翌日午前4時まで有効で国境を越えたRegioZoneバス路線内は無制限に使えます。

ちなみにトリーアであればRegioZone 1なのでお値段も€5と、とってもリーズナブル。

RegioZone 2でも€9で、とてもお得です。

行きたい場所によってzone区間が異なり1日パスの料金も変わるので、以下のウェブサイトで検索してから購入されるのがスムーズかと思います。

まだまだ、新型コロナウイルスが蔓延していてドイツへの入国規制や他国への旅行も難しい現状ですが、収束してルクセンブルクに来れるようになったときには公共交通機関が無料というのは、旅のなかでもいい面もあると思いますので便利にお使いいただけたらと思います。

さらに詳しい内容は以下のウェブサイトに記載がありますのでよければご参照ください。

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