ルクセンブルクで有名な陶磁器メーカー Villeroy & Boch
Moien!
今週は晴れ間の日も多く真夏のようなルクセンブルク。
日も先月よりは短くなってきましたが、まだまだ夜の夏も楽しめそうです。
さて、今日はルクセンブルクで有名な陶磁器メーカーのVilleroy&Bochのお話。
日本では結婚式の引き出物やデパートなどで見かけることがあると思いますが、こちらでは本当にいたるところでVilleroy&Bochの商品を見かけます。
こちらに来るまでは食器のみの扱いと勝手に思っていましたが、わが家のトイレもバスルームのタイルにいたるまでVilleroy&Boch。
レストランやホテルも同様でこちらでは陶磁器のマルチメーカーといったところなのでしょうか。
Villeroy&Bochはドイツ系のBoch家が陶磁器工場を起業したのが始まり。
Boch家はもともと、フランスに窯を持っていましたが、ルクセンブルクへ拠点を移したのをきっかけにハプスブルク家の王室御用達窯となり、さらに発展していきました。
その後、ライバルであったVilleroy家の方と結婚をして両社は合併し、現在のVilleroy&Bochとなりました。
以前はルクセンブルクにも工場がありましたが、現在は閉鎖してドイツのザール川沿いのメトラッハに工場があり歴代のVilleroy&Bochの商品を展示してある美術館も併設しています。
こちらが外観
建物の前にはザール川が流れていてそこからは遊覧船も出ています。
水面に反射する建物もとてもきれいです。
Villeroy&Bochの建物の裏には工場と庭園が広がっていてその敷地は広大。
庭園内にはいろいろな建物や噴水もありとても美しいです。
ザール川に面している門をくぐると美術館の入口があります。
門もお城に入っていくようでとてもすてきです。
内部に入ると Villeroy&Bochの絵付け工程の説明や歴代の作品がディスプレイされています。
特にそのなかでもすてきだったのが、Villeroy&Bochで有名なオールドルクセンブルク。
とても美しく、食器がディスプレイされていました。
ほかにも黄金に宝飾された陶器
テーマごとに展示がされていて、そのテーブルコーディネートが本当に美しく癒やされます。
もともと、陶磁器は高価なもので王族のみが使えるアイテムでしたが、Villeroy&Bochは技術を重ね、手頃な価格と機械化による大量生産でコストを抑えて日常使いの食器へ変化を遂げたそうです。
「食器は毎日使うからこそ価値がある」をコンセプトに日頃に使うための食器を提供することをポリシーにされているそうで、シンプルなウェーブというデザインから花柄を使った華やかなフレンチガーデンやスタイリッシュなボストンなど、さまざまなシチュエーションに合った食器が展開されています。
ルクセンブルクのCenterには路面店もあり人気の商品やシーズンごとの商品も数多く置かれています。
ぜひお近くまでいらした際にはのぞいてみてはいかがでしょうか。
日本では手に入らないアイテムもたくさんありますので、とってもおすすめです。
現在、新型コロナウイルス蔓延により美術館は閉館をしている場合もあります。
もしご訪問の際にはウェブサイトなどでの確認をよろしくお願いします。
上記、記事中の画像についてはVilleroy&Boch担当者様から提供による写真かつ了承を得て掲載しております。
無断での転載・記載・コピー等は固く禁じられておりますのでお控えくださりますよう、宜しくお願いいたします。
Credit:Copyright Villeroy & Boch AG.
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Villeroy & Boch AG | Saaruferstraße, 66693 Mettlach (Germany)
Vorstand: Frank Göring (Vorsitzender), Andreas Pfeiffer, Gabriele Schupp, Dr. Markus Warncke
Vorsitzender des Aufsichtsrats: Dr. Alexander von Boch-Galhau
Sitz der Aktiengesellschaft: Mettlach | Amtsgericht Saarbrücken HRB 63610
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