年越し
大晦日の12月31日のマドリッドでの過ごし方です。マドリッドでは商店・デパート等は通常通り営業されます。24日の夜は皆家族と食事をする為にスペインの街には人影がなくなりますが、31日は外で食事をしたり、パーティーを開催したりとあちらこちらで、にぎやかになります。日本では鐘の音を聞きながら年越しソバを食べる週間があるようにスペインでもある週間があります。それはブドウを12個食べるのです。それも日本の鐘が時間をかけてなっている間にゆっくりソバを食べるのとは違い、1月1日の0時に12回鐘がならされる間のほんの数十秒でブドウ12ツブを食べるといったふうに、とてもあわただしい年越し行事なのです。(最近では葡萄12ツブが皮を剥かれ、タネも取られたのが入った缶詰めも販売されています)その鐘がならされるので有名な場所がマドリッドの、プエルタ・デル・ソル広場にある州庁舎の時計台の鐘です。5-6年前に改修工事が終了したばかりの新しい時計台です。(写真右側に見える建物の時計台です。)31日の夜は大勢に人達がこの広場に集まり新年が来るのを待ち受けます。スペイン各テレビ局でも1局以外は全ての局がこの広場より生中継されます。年明けと共に皆でバル等に行き騒ぎ始めます。それが早朝まで続き、もっともトラディッショナルなのは朝食にチューロスとホットチョコレートを食べてから帰宅するのです。もちろん1月1日の街はガラ~ンとしています。
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