バレンシアのトマト祭り
毎年８月、最終週の水曜日に行われるトマト祭りの紹介です。
２００６年のトマト祭りは８月３０日水曜日に開催されます。
バレンシアの小さな町ブニョールで行われるトマティーナ（トマト祭り）は開催日前日からがすでにお祭りです。
トマティーナの前日には出店や仮設遊園地が設置され、町は観光客で賑わいます。
お祭り騒ぎが大好きなスペイン人はトマティーナの前夜には飲んだり歌ったりと大宴会が明け方まで繰り広げられます。
そんな前夜祭で睡眠不足のはずなのにトマティーナの朝は早く、９時になると人々は市が配布してくれるボジェリア（甘いパン）をもらいに広場に集まってきます。
そしてトマト投げあいの会場となる通りに続く道の住民は窓から参加者に水を浴びせます。
そう、いつのまにかすでにお祭りは始まっているのです。
次に石鹸水で濡れてツルツルすべる棒の先に付いたハムを取り合う競技が行われ、勝者が決定すると海上に集まった参加者がトマトを求めて叫び始めます。
市が用意したトマトがトラックで会場に運び込まれ、大きな合図の花火と共にトマトの投げ合いが始まり、約１時間後、参加者も建物も道もすべてがトマト色に染まった頃、再び花火の合図で投げ合いが終了します。
投げ合いが終了すると清掃員達が、強力な散水ホースで町を清掃し始めます。
人間用に仮設シャワーも設置されます。
誰でも利用できますので、ホテルが会場から遠い場合などご利用ください！
町も人も元通りキレイになりトマティーナは終了です。
あっという間のお祭りですが、とても面白いので記念に参加してみるのもいいかもしれませんね！
トマトが当たると思ったよりも痛いそうですので覚悟して参加してください！！
また頭から足の先までトマトで汚れますので、汚れてシミになっても良い洋服で参加する事をお勧めします。
また、かなり暑い日が続いていますので水分をとるのを忘れないように観光する時は水を持ち歩きましょう！
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