タパス

公開日 : 2008年05月30日
最終更新 :

スペインの名物料理と言えばパエージャに続きあげられるのがタパス料理です。

タパスはタパ(蓋)の複数形です。

その昔、バルで飲む際にテーブルに座ってではなく立ち飲みが多かったため、ビールを飲む時には片手で小皿を持って飲み、タパスを食べる時にはビールグラスの上に小皿を蓋のように乗せて空いた手で食べていたためおつまみがこのような名前になったそうです。

つまり小皿にパエージャがのって出てくればそれもタパスとなるわけです。

そのタパスが名物料理となり、ガイドブックで主なタパス料理が紹介されるようになりました。

例えばトルティージャ(スペイン風オムレツ)や、ボケロネス・エン・ビナグレ(かた口イワシの酢漬け)などです。

タパスをメニューとして出しているレストランやバルではタパスという名前でも普通サイズのお皿に1人前(日本人だとそれだけでお腹がいっぱいになるような量)を出すお店があります。

とってもお腹が空いていたり、食事としてタパスを召し上がりたい時にはそういうお店で食べると良いでしょう。

また、都会の観光客が行くようなバルではビールを注文してもタパスがサービスで付いてくるお店は少なくなりましたが、田舎の方のバルや地元の人しか行かないような場所にあるバルではビールを注文すると何かタパスを出してくれるお店が今でもたくさんあります。

ちょっと小腹がすいた時などにはこういうお店に入ってみては?

サービスの良いお店の場合はタパスを出してくれるかもしれません。

ここで注意したいのは先に食べ物を頼んでしまうとタパスを出してくれません。

ポイントはとりあえず飲み物だけを注文することです!(笑)

せっかくスペインに来たなら1度はビールやワインを片手に立ち飲みも楽しんでみてください。

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