荒野の韓流タウン クラーク経済特区のベッドタウン

公開日 : 2014年07月06日
最終更新 :
筆者 : Okada M.A.

「荒野の」というとちょっと大袈裟ですが、それでもイメージとしては往年のクリント・イーストウッド主演のマカロニ・ウェスタンに出てくるような西部の街といった感じの韓国人街がクラークにあります。(ジョン・ウエインの、またはランドルフ・スコットの、と言いたいところですが、わかる人が少なくなりましたからねー)

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旧フレンドシップ・ゲートから韓流タウンを眺める。

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かつては、アジア最大の米軍空軍基地だったクラーク基地は、ピナツホ火山の噴火被害により米軍が撤退した後は、クラーク国際空港やクラーク経済特区として復興しましたが、この地域は甚大なピナツボ火山の天災被害の為、今でも人家が途切れるあたりは火山灰によってまるで土漠か荒野のような雰囲気があります。

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通りを外れると、火山灰の多い荒野が広がる。西部劇の舞台の街の様に、大きな教会があるのも雰囲気。野良犬が似合っていて、エンニオ・モリコーネの「荒野の用心棒」のテーマが聞こえて来そうです。

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一方、経済特区への外国企業は韓国からの進出が盛んで、大勢の韓国人がこのあたりに住み着いています。日本人はあまり「日本人街」というものを作らず、既にあるその国の文化を持つ街の中に適応する傾向が強いですが、中国人が、どんな文化を持つ国の中でも「チャイナタウン」を形成するように、韓国人も自らの文化を持つ街を形成する傾向が強いようです。

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ここクラークでは基地時代にあった複数のゲートの内の一つに、まるでそのゲートに由来する「門前町」が形成されるように、火山被害の荒野の中に韓流タウンが発生しました。2-300mの通りを挟んで様々な店舗や施設が両側に並ぶ様は、まるで「荒野の中の西部開拓時代の街」といった風情があります。(ゲート自体はすでに役目を終えて今は閉鎖されています)

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チェック・ポイント」から歓楽街からの続きの道(フィールド通りからプリメテール通りに名前が替わる)を東に進んで5・6分車で進むと、旧フレンド・シップ・ゲートに着きます。

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