門前街の卸売ワンダーランド4 キアポ市場
門前街の卸売ワンダーランド4 キアポ市場
前回御紹介した、正に文字通り「開かれた」庶民の教会・キアポ教会の周りには、門前街というより教会の境内からすでに市場が始まっている形で拡がっているキアポ市場の御紹介です。
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境内からショッピング・ビルに直後繋がってます。
キアポは以前御紹介したバクラランと違い、卸売市場が小売を兼ねている形態とはまた違って、もう正に何でもありの渾沌状態の市場で、交渉次第で卸売価格も小売価格も決まったり、アウトレット、宗教グッズ、貴金属、生鮮食料品、マニア向けカメラ、バッタ物、果ては大人のオモチャや違法な商品まで、まさに「カオス」のマーケットです。
買えないものは「安らぎ」だけ?
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カトリック教会の門前で売るとは。。。こういう「なんでもあり」も、タガログ語では「ハロハロ」です。
この辺によくある貴金属/アクセサリー等の卸売/小売ビルディングですが、行き着くまでが迷路。
途中はこんな様子。キアポは洪水でも有名なので、ようやくの下水道工事ですが、構わず商売もするのでこんな状態に・・・。
ようやく入口です。
中はこんな感じで、外よりは気が抜けます。冷房もあり。左は中国風の縁起物グッズです。
左はブランド香水の「ジェネリック」物。
ケースの中には、本物の14金や18金のアクセサリーも。近くのチャイナタウンは金製品の店が密集しています。
「八」は末広がりで幸運の数字の日本と同じで、華僑の文化でもラッキーナンバー。
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込み合った通りで、今度は更に「ジャック・フルーツ」の行商人がこれからここで(!)店開き。
キアポは特殊電化製品の街でもあり、この辺りは「ビデオケ」のオリジナル製品の店が並びます。未だにブラウン管テレビがモニターです。
LRTカリエド駅方面には、フィリピンの民芸品卸/小売店が並びます。
カエルの形をしているのはガジェットではなく、本物のカエルの革のポシェットで、国内の地方のお土産物屋によくあります。
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フィリピン最大手のSM(シュー・マート)もここではアウトレットのモールを展開。売上は必ず「装甲車」で運ぶのが常識です。
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門前街の卸売ワンダーランド3 キアポ教会