マルセイユのおっかさん ノートルダム・ド・ラ・ギャルド大聖堂
必ずマルセイユ人と話すとこのおっかさんの話が出てくる。
「おぉ、OM(マルセイユのサッカーチーム)が勝つようにおっかさんに祈らないと」
「おぉ、ミストラル(プロヴァンス名物北風)が寒いなぁ。おっかさんにとめてもらわないと」
「おぉ、最近景気が悪いよなぁ。おっかさんに何とかしてもらえねぇかなぁ。」等
マルセイユ人のココロにもなんと壁にも!(笑)
「ノートルダム=Notre Dame」 とは私たちの母というフランス語です。
マルセイユ人はノートルダムというよりも、「ボンヌ・メール=Bonne Mère」良き母親
おっかさん(ニュアンス的に)と呼びます。
このおっかさんはノートルダム・ド・ラ・ギャルド寺院の上に、幼子イエス様を抱いて
海を見守るように立っています。
この聖堂は19世紀中ごろ、建築家のエスペランデューによって港を見下ろす高台に
もとあった旧聖堂の上に建てられました。塔の上で金色に光り輝く聖母像は天気の良い日には
本当にキラキラと輝く、マルセイユの守護聖堂(ド・ラ・ギャルド=守護)です。
ローマ・ビザンチン様式の壮麗な寺院の内部は、港町マルセイユに相応しく、
船の模型が天井からぶら下がっていたり、多くの船に関する奉納画が壁をかかっています。
また、モザイクや壁画も必見です。外のテラスからは地中海に浮かぶイフ島は勿論のこと
360度のパノラマで旧港やマルセイユの街並みなど素晴らしい眺望を見ることができます。
この大聖堂の行き方は、様々ですが元気のある人は徒歩で旧港から健脚で30分位です。
そうでない場合は、旧港から出ている市内バスなら60番。または、観光がてらプチトランでも
行くことができます。狭い道を通って急勾配を昇り降りするプチトランはお勧めです。
ちょっとしたスリル味わえます。(注意:かばんや貴重品はくれぐれもお気をつけくださいね)
TGVでマルセイユ、サン・シャール駅に到着、出発する方はホテルや観光に行く前に
一度駅前の大階段上からこのおっかさんのいるノートルダム・ド・ラ・ギャルド大聖堂が
見えますので是非御覧くださいね。
Qさんのコメントにお答えして急遽、旅先から更新しました。
(現在、車で、フランスから北スペインへの星の巡礼の旅の途中です♪)
画像が少なくてm(_ _)m。楽しんでくださいね。
みなさまもリクエストあれば是非どうぞ~。
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