南仏プロヴァンスのノエル 聖バルバラの日
12月に入るとフランス全土がノエル(クリスマス)一色となります。
今回は伝統的な南仏プロヴァンスのノエルの行事をご紹介しましょう。
南仏プロヴァンスのノエルの季節は、12月4日の聖バルバラの日から
翌年の2月2日の蝋燭祝別の日まで40日間続きます。
聖バルバラは鉱夫や火を扱う職業の人々の守護聖人で、12月4日が記念日です。
プロヴァンスではこの日に、何皿か受け皿を用意し、水に浸したコケやガーゼなど
に麦の種をまきます。12月25日に、このお皿の上で種が芽を出し緑一杯のお皿に
なっていれば、その年は豊作になるだろうという占いでもあります。
芽が出ていなければ残念ながら不作になるようです。
ノエルの日のテーブルにはこの緑一杯になった一番良いお皿も食卓にプロヴァンスの
ごちそう(グラン・スペ)や13種のデザートとともに並べます。
ノエルの日を待ちながら、日々麦の成長を見守る日々も楽しいですね。
今年は是非みなさんも南仏式ノエルを今日から始めてみてはどうでしょうか?
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。