南仏プロヴァンスのノエル 聖バルバラの日

公開日 : 2012年12月04日
最終更新 :
筆者 : 堀 泰子

12月に入るとフランス全土がノエル(クリスマス)一色となります。

今回は伝統的な南仏プロヴァンスのノエルの行事をご紹介しましょう。

南仏プロヴァンスのノエルの季節は、12月4日の聖バルバラの日から

翌年の2月2日の蝋燭祝別の日まで40日間続きます。

聖バルバラは鉱夫や火を扱う職業の人々の守護聖人で、12月4日が記念日です。

プロヴァンスではこの日に、何皿か受け皿を用意し、水に浸したコケやガーゼなど

に麦の種をまきます。12月25日に、このお皿の上で種が芽を出し緑一杯のお皿に

なっていれば、その年は豊作になるだろうという占いでもあります。

芽が出ていなければ残念ながら不作になるようです。

ノエルの日のテーブルにはこの緑一杯になった一番良いお皿も食卓にプロヴァンスの

ごちそう(グラン・スペ)や13種のデザートとともに並べます。

ノエルの日を待ちながら、日々麦の成長を見守る日々も楽しいですね。

今年は是非みなさんも南仏式ノエルを今日から始めてみてはどうでしょうか?

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