ご当地キャラはキリン?

公開日 : 2013年09月27日
最終更新 :
筆者 : 堀 泰子

ゆるキャラが人気の日本ですが、こちらは「硬い」キャラです。

名前はゼラファ。ブリキで出来ていて、本の交換もできる知るヒトぞ知るキリン。

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キリン?と不思議に思われる方もいるかと思うのですが、歴史は非常に古く

最初のキリンは1826年にはじめてアフリカからマルセイユにやって来ました。

友好のシンボルとして、その後も人気者のキリンでしたが、キリンをモチーフに

ブックフェアの特別展示として3000冊の本を使って、2代目が作られました。

が、悲しい事に2代目のキリンはマルセイユのサッカークラブ「L'OM」が優勝して、

お祭り騒ぎのパレードの最中に勢い余って火を付けられ燃えてしまったのです。

本好きのアートブックコレクティフと言う団体を中心にマルセイユの企業が

協力してこの新しい燃えない?ブリキで誕生したのがこの3代目です。

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よく見ると隣にはお腹のところが空いた小さなキリンがいます。ここに本が

たくさんおいてあるのです。本好きな人たちには堪らない青空文庫のシステム。

読んで不要になった本を置いて行くと誰かが持って行き、リサイクルし続ける

素敵な仕組みです。この日も何人もの人が立ち止まって本を置いたり、

持って行ってました。マルセイユに来たら是非ゼラファに挨拶を♪

Place Léon 13001 Marseille

旧港を背にcanebiere通りを歩いて約10分

またはメトロReformes Canebiere下車2分

(9月お題"わたしの街のご当地キャラ")

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