とってもハワイアンなウェディング

公開日 : 2010年03月24日
最終更新 :
筆者 : Satoko

先日お友達に招かれて、ハワイ式のウェディングへ立ち合わせてもらいました。新郎と新婦だけ、立会人は私と私の友達の従業員というとってもシンプルな式。でも、マウイの大自然に祝福されたとても素敵なウェディングでした。

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式を執り行う神父さんは、私のフラシスター、ダニエラのご主人、ドンです。彼は、カフルイ生まれ、ハナ育ちというハワイアン。ハワイアンの血を引く子供しか入学できない、カメハメハスクール卒です。ハワイアンクラフトのアーティストであり、サメの歯を使った工芸品やアクセサリーを手作りしています。ハワイ島のコハラヘイアウ(古代ハワイアンの寺院跡)の修復などにも参加しています。

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ダニエラとドンは、ラハイナのベッドアンドブレックファスト、ハウスオブファウンテンのオーナーでもあります。この B&B は、ハワイ観光協会が選ぶカヒリアウォードで、「最もハワイアンなベッドアンドブレックファスト」に選ばれたユニークなB&B です。広いリビングルームは、夫婦が集めた様々なハワイの工芸品であふれています。ダニエラ手作りのレイフル(鳥の羽で作ったレイ)、ニイハウ島のシェルレイ、手作りのパフ(太鼓)、フラに使用する楽器、ドン手作りの古代ハワイアンの武器、装飾品、ゲーム盤、ハワイのチーフの行列の先頭に立つカヒリや本物のハワイアンカヌーまで飾られているんです。私の大好きな場所で、個人的に「ラハイナのビショップ博物館」と呼んでいます。フラ好き、ハワイ好きにはたまらない場所ですよ。ハウスオブファウンテンの情報は、またの機会に詳しくご紹介します。

その夫婦が執り行うウェディングは、もちろんコテコテのハワイアン。ドンのチャントで始まり、海に向かってハカという古式のフラを披露、英語とハワイ語の誓いの言葉、指輪の交換、そしてセレモニーの締めくくりもチャント。

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シャンパン・・・と言いたいところですが、ビーチでの飲酒は法律で禁じられているので、アップルソーダで乾杯、結婚証明書にサインをして、写真撮影。本物のシャンパンはお土産に付きます。ちなみに、今回のカップルは、立会人がいなかったため、結婚証明書には現場にいた全員が立会人としてサインをしました。私もリクエストされて、漢字でサインしました。ちょっと意外な結婚証明書に、カップルも喜んでいました。

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シンプルながらも、とびきりユニークで、フラ好き、ハワイ好きにはぴったりなセレモニーです。クジラのジャンプや、きれいな夕日が海に沈んでいくのをバックに行われるウェディングはやはり、ハワイアンスタイルがしっくりきます。ウェディングだけではなく、バウ・リニューアル(Vow Renewal − 結婚の誓いを記念日などに新たにするセレモニー)も人気だそうです。

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今回のカップルはドイツから来ていて、ドイツ人のダニエラが宣誓の部分はドイツ語で通訳をしていました。ドンのセレモニーは静かながら、とても心に響く言葉の連続で、新婦さんは、感動で涙、涙。こちらまで、もらい泣きしそうでした。

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ウェディングの詳細は、こちら。日本語通訳も承ります。

日本語サイトは、http://hoaohawaiiwedding.wordpress.com/

日本語でのお問い合わせは、satokotakahashi@hotmail.com までお問い合わせください。

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