ラハイナの名前の由来。

公開日 : 2010年07月11日
最終更新 :
筆者 : Satoko

ラハイナの夏は、とっても暑いです。

ジメジメしてないところがまだ救いですが、ジッとしていても汗がしたたり落ちてくるのがラハイナの夏。

自然とビーチに出かける機会も多くなります。

ラハイナには、この暑さにまつわる伝説があります。

ラハイナの名前の由来は、Lā Hainā (ラー ハイナー)、ハワイ語で”残酷な太陽”という意味です。

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その昔、ラハイナの集落は、Lele(レレ)と呼ばれていました。

現在のラハイナタウンよりも、もっと山側、カウアウラ渓谷から現在のカメハメハイキ・パークあたりに広がる水も太陽も豊富なエリアを Lele と呼んでいたようです。

カメハメハ一世の時代に、ハワイ王朝の首都があったのもこの辺りです。

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ラハイナという名に変化したのは、昔このLele 一帯を支配していた有名な Ali'i (チーフ)があまりの暑さに、家屋から出てきて、『Lā Hainā!』と言ったのが始まりだとか・・・。

”太陽のこんちくしょー!” とでも言いたかったのでしょう。気持ち、わかります。

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もう一つの説はこんな感じ。

昔、Lele 一帯は、雨にも恵まれ、肥沃な土地で農作物もよく実り、ここを治めていたAli'i はとても豊かだったそうです。

そのAli'i は、次第に傲慢になり、終いには神をも冒涜するような態度をとるようになっていったそうです。

怒った神々は、この土地から、雨と風を取り上げ、”残酷な太陽”だけを残したというお話。

ラハイナの町には、この時から雨も風も無くなってしまったのです。

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夏、ラハイナの町を訪れる際には、是非、サンセットの頃をおすすめします。

夕日が海へ沈み、涼しくなった頃、町の灯りもポツポツと照り始め、やがて昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。

私の一番好きな時間です。

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