海の生物の不思議。
マウイ島に津波が来た日、偶然ラハイナ浄土院で夕食をいただいていました。
その場にいた人達が口々に、
「今日は、クジラが全然いないねぇ」
「もう、クジラはアラスカに帰っちゃったのかなぁ」などと
話していました。
いつもは、この時期、クジラの出産ラッシュで
赤ちゃんクジラとお母さんクジラが仲良く遊んでいる姿を
ビーチからでも見かけることが多いのですが、
何故かこの日はクジラの影がまったく見えませんでした。
そして食事の後、津波警報が発令され、
ラハイナ浄土院の人達も私たちも避難したのです。
翌日は、カラリと晴れた良いお天気。
クジラの様子が気になったので、
犬の散歩がてら高台へと行くと、
ちゃーんとクジラたちが戻ってきてました。
赤ちゃんクジラも楽しそうにジャンプしているのが見えました。
クジラたちも、避難勧告に従っていたんでしょうね。
昨年の津波警報の際、避難勧告が解除された後、
ラハイナ浄土院の前のビーチにモンクシールが寝転んでいました。
今回も不思議なことに、避難勧告が解除されたあと
別のラハイナのビーチでモンクシールが寝てたんです。
みんな避難していたので、このモンクシールがいつ頃から
ビーチにいたのかは定かではありませんが、
もしかすると、モンクシールはラハイナのビーチは安全だということを
知っていたのかもしれませんね。
これから、お母さんクジラによる
赤ちゃんクジラのトレーニングが始まる時期です。
5月までには、遠いアラスカまで泳いで行かなければならないのですから、
お母さんも赤ちゃんも必死です。
赤ちゃんたちのかわいいジャンプがみられるチャンスですよ。
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